ユニークな検索

インターネットを始めてかれこれ10年近くになるんやないかと。その間技術は、ドッグイヤーのごとく進歩したけど、自分のなかで進歩がみられないもんがあるんやね。それが”検索”。

4、5年ぐらい前から、「検索にかけるキーワードの分野も語彙もとぼしくないか?」って疑い始めた。やっぱり当たってる。これがずっと進歩せんかったんやねぇ。

日本人はもともと検索が苦手というか、欧米とは少し違う検索の独自性があるって言われてる。例えば、キーワードも日本は、

  • 「2ちゃんねる」
  • 「日本航空」
  • 「フジテレビ」

などなど。各企業サイトに行きたいようなキーワードが多い。もしくは、「無料」「壁紙」のような自分だけの関心事。

一方、欧米は圧倒的に時事問題のキーワードが多い。

  • 「matrix」
  • 「iraq」
  • 「britney spears

などなど。インターネットに対するイメージが日本と欧米では異なっている。一般論ですが。おおざっぱにまとめると、インターネットについて

欧米
情報の宝庫。欲しい資料を探す図書館に近い。だから、「図書館で(書籍のなかの)情報を探すのか、書籍を探すのか?」
日本
コミュニケーションツールや遊び場。「そもそも図書館に行きたいのか? 遊園地に行きたいのか?」

日本はディレクトリ型の案内図があるようなガイドブック的検索が合ってるのかも。

検索が貧弱だと感じのは、「もっとユニークなキーワードで検索をして、どんなサイトがあるか知りたい」というもやもやした欲求不満から。興味関心だけじゃなく、直感やメディアで見た単語、ほかにも普段考えてもないような言葉や発想をググッてみる。これがなかなかできんかった。

ところが、ようやくこの1年ぐらいでキーワードの幅が増えてきた。そしたらあるわあるわ、おもろいサイトやすばらしいサイトが。最近はBlogが単発でひっかかるケースも多いけど、きちんと一つのテーマを絞って研究発表のように公開しているサイトがある。なぜ幅が増えてきたかっていう理由は、自己分析してみてわかった。あっ、でもちょっと疲れてきた。もう腕がイタイ:’-)またいつか紹介できたら見てやってください。

最後に一つ問題が。「ネットサーフィンしている時間がたりねえ!」
かとゆうて、1日13時間もネットサーフィンでけへんし。でもすでにネットジャンキーです、おそらく:-D

『検索は、するな。』 安田 佳生