diary

偶然と運命の出会い

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コートから飛び出していったバスケットボールを追いかけていった目の前に、ボールを持ったあなたがいた。

そこからすべてが始まった...

中学3年生の9月。他のクラブの3年生は、引退して受験勉強に本腰を入れはじめる時期だ。
しかし、僕がキャプテンをつとめるN中学校バスケットボール部は、市大会を準優勝して府大会への出場を決めていた。

一心不乱に練習に集中する日が続くなか、10月の府大会にあわせて、調整のため近くのI中学校と練習試合をすることになった。I中学校も同じように3年生が残っていて、しかも市大会の決勝戦の対戦相手だった。

I中学校の体育館で練習試合は始まった。オールコートマンツーマンの激しいディフェンスから
素速い速攻が持ち味の僕たちは、練習試合とはいえ今度は負けたくない気持ちでいっぱいだった。

試合も終盤にさしかかったとき、激しい攻防が続くなかで、ボールが体育館のコートの外へ飛び出し
ていった。ちょうど近くでディフェンスをしていた僕は、ボールを追っかけていった。

ポーン、ポーンと、コンクリートの床をはねていくバスケットボール。
ボールの行方を追いかけて走る僕。はねてきたボールを胸元で受け止めたあなた。
バスケットボールから目を離した時、はじめて見つめ合った二人。

偶然の出会い。ここからすべてが始まった。

(続く)

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