書き言葉だけじゃワカラナイ

最近、公私ともども何かと「問いかけられる」ことが多い。で、思う。書き言葉は難しい。

例えば、メール。メールでいろんな問いかけをしてくれるんやけど、これがなかなか悩む。クライアントの場合、かなりコミュニケートできている関係になっていて、ようやく「キチンとした」応答ができる。

なぜなら、問題発生の原因や背景、時間軸、人間関係など事前に把握している。だから、「共通言語」があるから話し言葉風な文面であっても理解できる。書き言葉なら、適切な言葉を辞書を片手に返信できる。ところがそうでない場合。コレは、ごっつい難しい。何もワカラン手探りの状況の場合もあり、五里霧中。それに書き言葉の場合、省略できない場合が多くある。

例えば、新聞なんか読んでいると、文章の間に () 中に記者の追記が書いてある。あれは、インタビューや会見で、その場の話し言葉やニュアンス、事情を察知して、適切な意味の「言葉や文章」を付け加えてる。アレがないと、話し上手?!の人の記事は、ヘタすると読み手はなんのことか全くわからん可能性がある。

これとよく似た感じの気持ちになる。自分で応答した文章を読み返すと、顔から火がでるトキがあるんやね。自分が理解できていないから余計やろうけど、「問いかけの背景」をすっとばしているから、全く意味不明。

で、思う。書き言葉でコミュニケーションするには、まだまだ今の自分は未熟。もっと会って「問いかけ」を聴かせてもらわんとイカンと痛感。