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ウェルチ戦略を選択か

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ほぼ決まったか。ドラスティックストラテジーには驚いた。これから乱舞するであろうアナリストたちの「賢明か無謀か」賛否両論のレポートが、楽しみ。

ウェルチの戦略を彷彿させる意思決定の裏には、80年代のダウンサイジングに失敗して崩壊の淵にまで追いやられたトラウマが隠されているのか。救世主ガースナーはどうタッチした?

PC事業買収に危険があるのは、ご承知のとおり。ただ過去と違う点が1点ある。

それは相手が中国の企業(Lenovo Group)ということ。「大手PCメーカー3社が消える」という予測反論したレポートの当該国であり、15億人以上が新たにPCユーザーになる可能性のある市場のひとつ。

当然、Lenovo GroupはIBMブランドを活かしつつ、15億人市場をターゲットにする。量で勝負する算数の世界。あとはどれだけ低価格で販売できるかのマネジメント。IBMには、この市場に魅力が感じられないのかも。平均所得がまだ低いし、所得が伸びるのを待っている時間もない。だから手を握ろうってな。これでIBMは心おきなく利益率の高いソリューションビジネスに専念できる。

ブランド名をチェンジすると、法人のソリューションビジネスに支障をきたす。e-ビジネスにトータルパッケージを標榜してる手前、ちとマズイ。個人のThinkpadユーザーの熱烈な支持もあるし。これも合弁で「名を残す」ことで、「信頼を失わない」ようにするウマサが香ばしい。

買収ではなく合弁というところが、痒いところに手が届いた落としどころ。これが欧州や米国の企業が相手なら、買収になっていたのかもしれんね。ビジネス文化(思想)の違いをスパイスに、合弁でお互いのうまみを料理しましょうって感じ。

昨日のWall Street Journal紙の予想は、合弁会社と報道されていたが、今日(04/12/08)の正式発表は全面買収。IBMが事実上PC事業からの撤退。社員も移籍。やっぱり、そう話はうまくできてない。

さて日本のメーカーはどうなるのか?むやみやたらにPCにAVを特盛で、わけのわからん機能満載の「家電」を作って価格を維持しているけど、どうしよう?
パーソナルコンピューターの生産をやめて、ほとんど家電化された新たなコンピューターでもつくるか?

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