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CSSやRSS以外のトレンドは?

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インターネット上のトレンドを予測することは、経済予想と同様に一筋縄ではいかないものです。そんななか、鶴本浩司氏2006年にかけてのインターネットトレンドを考えられています。

インターネットトレンドを「テクノロジー」「コンテンツ」「コミュニケーションツール」の3つの視点に独断と偏見でわけるとしたなら、今回の鶴本氏のコラムは、「コミュニケーションツール」について述べているのではないでしょうか?

筆者は、今後のインターネットトレンドとして

  1. 法人サイトのリニューアルブーム
  2. RSS 活用の本格化と上質のコピーライティング技術

の2点を挙げています。詳細はリンク先をご覧いただくとして、個人的には2点ともトレンドになるかどうか懐疑的です。

まず1の「法人サイトのリニューアルブーム」は、確かに行政やNPOのサイト、その他公共性の高いサイトついて、JIS 規格にそったリニューアルが今後推奨されると予測できます。しかし、JIS規格の"Web アクセシビリティ"と"サイトブランディング"は、ある意味相反する側面があります。どちらを優先するかは、対象とするユーザーによって変わり、当然企業が選択する事項です。

また企業サイトの場合、「ブランド・エンジニアリング」の要素を考慮する必要があり、大企業ほどその傾向にあります。

「いくらWebアクセシビリティに優れていても、自社のイメージにあっていなければ本末転倒ではないか」

と、いわれるゆえんです。例えば、Nike(WorldWideはnike.com)日産などを見てもらえればわかります。

今後の法人サイトは、"Webアクセシビリティ"の「直感的インターフェース」として「Flash」が多用されるリニューアルがすすむのではないかと、私は考えています。実際、買い物かごのシステムにFlashを利用しているサイトもあります。商品をそのままカゴにドラッグするという感じです。今までのようにデザイン的Flash(トップページをいらつかせる)ではなく、インターフェースとして利用してくわけです。

次に2の「RSS 活用の本格化と上質のコピーライティング技術」については、総論賛成各論反対です(笑)。総論としてRSS活用の本格化に賛成で、各論としてRSS活用がパワーユーザー(もしくブロガー)以外でトレンドになるとは思えないという点です。なぜならRSSは、「ユーザーが能動的に使うツール」だからです。

数十、数百サイトのBlogを読むユーザーにとって、いちいちそのサイトを訪問するのは、かなりの労力です。パワーユーザーがRSSリーダーを重宝しているのは、その労力を軽減してくれるからです。

そのような活用方法が一般的ユーザー(Internet Explorerを利用しているユーザー)に伝搬していき、インターネットトレンドにまでなるかというと、いささか疑問です。

ただ、筆者が想定している読者であろう情報提供者(サプライヤー)にとって、

メールマガジンなどのコンテンツそのものの RSS 配信が進むこと。もう少し正確に言えば、メールコンテンツの制作段階から、 RSS 配信を視野に入れた構成になり、コンテンツとしてカテゴリごとに収録するという発想に弾みがつく。ひとつのコンテンツを複数チャネルで使うのは、価値ある内容であれば、コンテンツという「資産」の最大化にもつながる。

ようになるのは、メールマガジンが進む方向のひとつです。その点、サプライヤーからすれば、インターネットトレンドといえるでしょう。

限られた字数で仕方がないのですが、今回の「インターネットトレンド」が、「どの視点」で「どのような」もので「誰にとって」なのか、もう少し補足して欲しいような気がしました。

個人的には、10代〜20代前半のコミュニケーションツールとしてのインターネットトレンドに期待しているものがあります。それは、携帯電話向けBlog+RSS型メディアです。テクノロジーとして近い将来、「フルブラウザ(PC用サイトの閲覧)」が最新機種には標準搭載されますので、ますます楽しみです。

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