美姫、世界選手権史上初の四回転なるか?

美姫、タンクトップで伸び伸び4回転から。

まもなくですな、06年トリノ五輪の出場枠を懸けたフィギュアスケートの世界選手権。手前味噌ではございますが、幼稚園から小学校卒業までフィギアをやっていた関係でフィギア(人形じゃございやんせよ)の大ファン。お恥ずかしい…..。

ところでサルコーの四回転ジャンプは見もの。ちなみに、フィギアスケートにはだいたい6種類のジャンプがあって、なかでもアクセルジャンプは別格。

アクセルジャンプは前を向いたまま踏み切って後ろ向きに着地(ここで半回転していることになる)。ジャンプそのものの高度な技術もさることながら、着地時のエッジにかかる負荷はトン単位じゃなかったかなぁ。間違っていたらゴメンナサイ:’-(。

で、世界で初めてトリプルアクセル(三回転半ですな)を成功させたのが伊藤みどりさん。もうこの方のジャンプの高さと速さは世界でも群を抜いているでしょう。あんな高いジャンプ、今までの女性フィギアで誰もやってなかったし。初めて見たときは、「抜かれるなら度肝がいいよね」、もとい、度肝を抜かれた:-D。

何がって、空中で三回転するんだけど、速いなかに一瞬、時が止まって見えるようなスローな錯覚におちいるぐらい魅了されるジャンプ。

このままさらに美姫から激しく脱線するけど、伊藤みどりさんはトリプルアクセルを武器に日本人として世界選手権を初制覇、さらに92年アルベールビル五輪の銀メダリスト。で、この五輪で成功させたトリプルアクセルは、いまだ米国では語りぐさになっているらしい。

ついでに、伊藤みどりさんの『トリプルアクセル-ダブルトウ、トリプルルッツ-トリプルトウ』なんつー当時では化け物あつかいされるようなコンビネーションとかは、いまだにビデオをみても絶句するし、強烈な記憶として残ってるなぁ:-)。

で、やっとこさ本題にもどすと美姫は何がスゴイの?って言われると、”伊藤さんより半回転多めに回っております〜”って。まぁ、サルコーだから当然半回転多くなるわけで…..。

まぁ四回転ジャンプの妙はやっぱりその回転の速さかと。高さがあればなおよいのですが。ざくっと言ってしまえば、サルコーはバックから踏み切るので、四回転するならかなりスピードにのせた助走が必要。

なもんで、そのバックのスピードを演技のなかに絶妙にとりいれつつも優雅かつ華麗に滑っていき、

ジャァーーーーーーーーーーーンプ

する醍醐味に観客は、スタンディングオベーション・拍手喝采。

さてさて美姫さん、本番で四回転をぜひ成功させて世界を魅了させてくださいね。応援してます。