自分の存在価値を尊敬する方から教わる喜び#2

本日(もう昨日か)、大阪鶴橋の先生のサイト打ち合わせ。先ほど帰宅、ひとっ風呂あびてスッキリ。ワタクシが尊敬する二人の先生のうちのお一人です。もうお二人ともしびれるぐらい魅力的ですネ。

さて、打ち合わせの内容は、後述するとして、その後院長先生おすすめの肉料理店でごちそうになった。

遊山


ここのTボーンステーキが絶品とのことでオーダーすることに。ただ、今はBSE対策の行政指導により”T”の部位をとりのぞき、”I”にちかい形でだされているそうだ。さっそくいただくと、

「…..おいしすぎて、絶句」(心の中でしゃべる)

噛めば噛むほど、なかから肉汁がジュワッと溢れでて口のなかにひろがる。それに素材がすばらしいから、塩だけで食べられる。「おいしい」とほめるのがかえって失礼になるような逸品。

その矢先、「歯が悪いとなかなかこの食感を味わえないんですよね」という何気ないプロのお言葉にQOLを少しだけ感じてしまった。そうか、そういう日常のなかにあるんだと実感。

ところで先生からの伝聞によると、この店のご主人は開業してから3年ほど、なかなか繁盛せず苦労されたご様子。ここからは、私見を多分に含むが

  1. 生野区で良質なお肉をリーズナブルな価格で提供する
  2. モダンな建築デザインに自作陶器の食器を採用するなど”和”のテイストをとりいれている西洋家庭的なレストラン
  3. 野菜の素材やワインのセレクションに一家言をもつ

というようなコンセプトで開業されたが厳しかったようだ。それが、ようやく日の目をみられるころに突如襲ったBSE問題。それらの苦難を乗り越えて、コンセプトが受け入れられ、今やキタとミナミにもお店を構えるほどに成長されている。

またその成長を支えるスタッフの接客を見入ってしまった。礼節を尊ぶとは、こういうことをいうのだろうなぁって心中で慮る。年の頃ではワタクシとそれほど変わらないような感じの店長に対応していただいた。その立ち振る舞いにご主人の品格をなんとなく想像できたかも!?

「ヒトは余れど、人はおらず」のご時世に、なぜかような”人財”を採用できる「何か」を無性に知りたくなった。

脱線したのでもどすと、その後も料理とワインを心ゆくまで堪能させていただいた。美味しい料理に知的好奇心を刺激されるお話を傾聴できるよろこび。

ここからがいつも自分がお二人の先生に感じることなんですが、両先生は私にとって、人生の先輩であることはさることながら、開業の先輩でもあります。だから両先生の開業当初やその後の困難のお話をを傾聴していると、学び、得るところがとても多いのです。

むしろ、私が受講料をお支払いしないといけないぐらいですね。これは仕事でご期待にそうことが恩返しになるのでしょうか!?

そして何よりも、私がもらす愚痴に近い悩みを聞いていただけるときの表情が印象的です。「そうそう、私もそんな時期があったよ」というような穏やかな表情ですね。それが心にしみいるんですね。あっ、私の思い過ごしで思い上がりであればスミマセン(笑)。

さてさて、あまりクドクド書いて嫌らしさにつながると、かえって失礼にあたるので、最後にサイトの話をすると、打ち合わせはサイトの方向性とコンテンツの確認。なかなか今後が楽しみなサイトに育ちそうな予感。がんばらねば。ただ、コンテンツが育つにつれサイトのデザインと情報構造が合致しなくなるおそれもあるため、いずれはユーザビリティを考慮したデザインに変更する必要もあるかも。

いずれにせよ、本当に今後が楽しみです。そして、今日もいつものことながら本当にありがとうございました。おいしかった&楽しかったです。

追伸
って、このまとめにデジャブ。ああ、そうか今かかっている京都の先生のサイトリニューアルが頭にこびりついているからか。もうXHTML+CSS2のデザインと情報の分離に四苦八苦でデスクで泣きまくり。でも、やりだした所感として、今回のリニューアルは、かなりワクワクしています。もう少しナビゲーションをなぶってみたくなってきたのも正直なところです。

本当に申し訳ありません、ご迷惑をおかけしています。