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Webサイト改善の鍵:アクセスログ解析(前編)

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Webサイト改善の鍵——アクセスログ解析(前編)より

WebサイトのPDCAサイクルに欠かせないアクセスログ解析について、"何が分かり"、"何が分からないか"が説明されています。まず、分かることとして、

アクセスログを正しく解析することで、ユーザーの「行動履歴・行動パターン」が事実として分かります。

ところで「行動履歴・行動パターン」のデータとして、アクセスログから得られる情報は、ざっとあげたただけでも

  1. アクセス回数
  2. アクセス先
  3. ブラウザ統計
  4. アクセス元組織解析(会社、学校、ISPなど
  5. アクセス元地域解析(国や地域)
  6. リンク元解析
  7. 検索キーワード
  8. ロボット動向
  9. エラー解析

あり、他にもあります。一方、アクセスログから分からないこととして

アクセスログ解析では、ユーザーの「行動履歴・行動パターン」が分かります。しかし、ユーザーがなぜそう行動したのか、その「行動理由」は分かりません。

そのため、アクセスログ解析から仮説をたてたとしても、「○○だから買ってもらえない」といった行動理由を限定をするのは勇み足です。そこで、どのようにして仮説(行動理由を含めた)を検証するかについて、

「行動理由」を突き止めるには、ユーザビリティテストを行うのが最も効果的です。ビービットではユーザビリティテストを数千回規模で実施していますが、得てして想定していた「行動理由」と実際のユーザの行動理由は違うことが多いです。

ここで、アクセスログ解析の技術的側面について簡単にふれますと、解析には

  • ログを利用する
  • ログを利用しない

の2通りがあります。前者は、文字通り各Webサーバーに残されるログから解析します。このとき、サーバー側で設定しているログの方式と利用する解析ツール(無料・有料)によって得られる情報はかわります。

そのため、レンタルサーバーを利用する場合、「ログを提供しているか?」「ログ解析ソフトを利用できるのか?」「利用できない場合の代替法は?」など事前に調査しておくことが大切です。また、上記のことはサーバーの管理者が決定するため、アクセスログが入手できたとしても、記録情報が限定されいると十分な解析ができないケースも考えられます。

こうした場合に備えて利用されるのが、後者の「ログを利用しない」方法です。これは、指定したタグやスクリプトを解析したいページに記述します。そして、そのページにアクセスがあったときに解析がおこなわれます。

こちらも無料・有料版アクセス解析を提供しているサービスもありますし、CGIやPHPを利用して自分で調べることもできます。ただし、これらの方法を利用した場合、

  1. ログ解析に必要なページのHTMLすべてに記述しなければならない
  2. HTMLが読み込まれたときにしか記録されない
  3. 2.の理由から"画像ファイル"に関するログは取得できない

といったデメリットがあります。ですので、通販やオンラインサービスを提供するサイトなど本格的な解析をおこなうには、情報が不足することもありえます。

ウェブマーケティングにアクセルログ解析は必須といえますが、技術的側面で一長一短がありますので、現状のサイトにとってどのような情報が必要かを吟味したうえで、解析ソフトやサービスを取捨選択するのがベターだと思います。

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