speech

スピーチの内容よりもイメージ

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フジとライブドアが和解 資本・業務提携を締結の記者会見をリアルタイムで眺めていて感じた。自分のコトバで語るときの「時と場合」。頭のよい人が、相手に伝わるようにメッセージできるとは限らないんだなぁと。

冒頭、日枝会長がご挨拶兼経過報告、次に堀江社長の挨拶。最後に亀渕社長の順番。日枝会長の挨拶を耳だけで聞く。堀江社長の挨拶を前半は耳だけ、後半は視聴。亀淵社長の挨拶を視聴。

以下、印象論。今回のプレスリリースが建前で、この先どんな業務提携になるかわからないといった本質は、横へポイ。あくまで、スピーチのもたらすイメージにフォーカス。

  1. 日枝会長: 原稿を読んでいるのかどうかワカランが、淡々と語る。
  2. 堀江社長: 原稿ではなく自分のコトバで語る。が、余計な接続、二重表現、目が泳ぐ。
  3. 亀淵社長: 原稿を読みながら20-30秒に一回、下を見ながら話す。整然とわかりやすく話しているが、事務的。プレスリリースにはうってつけか。

興味があったのは、2.なんですよね。こんなプレスリリースごとき本気でしゃべる必要ないと自負していらっしゃるのかもしれないけど、視聴する側には、とても心許なく映る。何が問題か?

  • 話す内容を頭の中で整理して心象化できていない。
  • おそらくぶっつけ本番でしゃべっているかと邪推。考えながらしゃべっているので表現が稚拙。
  • 目の焦点が定まらず冒頭から顔の動きが落ち着かない。そこはかとなく感じる浅慮さ。

きつすぎた、ゴメンナサイ。とにもかくにもスピーチライターがいない? か、やっぱり必要としていないのか。

(何かで読んだことがあるんだけど)アメリカの政治家のスピーチライターとコーディネイトのプロフェッショナルな仕事ぶり。話す内容を練りに練るのは当然。それよりも、話し方、アクセントの高揚、身振り手振り、目線、間合いなど、ここまでくると、政治家は操り人形かって思うぐらい徹底していた。

世界へ発信する場合も同様にとらえ、彼らはスピーチがもたらすイメージを戦略化しているらしい。(耳目した範囲内では)その先駆者がJ・F・ケネディか。親父さんの一攫千金濡れ手で粟の莫大な資金を投じ、テレビというメディアを余すところなく利用した。

最近の日本では、先の総裁選を戦った亀井静香氏か。戦略なんてたいそうじゃないけど、コンサルタントをスタッフに招き、ボサボサ頭やスーツのポケットに差し込むスカーフ、だみ声のしゃべり方などつっこみどころ満載だったらしい。

今回の堀江氏の会見を、「スピーチがもたらすイメージ」として眺めた場合、「好き嫌い的脊髄反射が雑誌の好感度ランキングのワースト部門にランクインさせる」ワイドショー的煽りを、少しだけ納得で。ビジネスに与える影響はどの程度か知らんけど。

人の振り見て我が振り直せ、だな。戒めとしていい勉強になった。

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