フリーペーパー、9割弱に到達するも4割弱は使わないまま

JIC: フリーペーパー、9割弱に到達するも4割弱は使わないまま

2002年ころから日本でも「フリーペーパー」と呼ばれる雑誌が話題を呼ぶようになった。 日本生活情報紙協会によると、 フリーペーパーとは、 特定の読者向けに無料で配布される定期発行の地域生活情報紙誌で、 コンテンツは、 イベント情報、飲食店情報、タウン情報、店舗情報、求人求職情報、 住宅・不動産情報、レジャー・旅行情報など多岐に渡る。

もらったことのあるユーザーは9割に達しているようですが、実際の利用者は5割弱にとどまっているようです。5割弱という数値結果をどう捉えるかによりますね。

それでも利用者の9割以上の人が、「便利だと」と評価しています。反対に、利用していない人の主な理由は、「使うのが面倒」だそうです。

記事で指摘されているように、残りの4割のユーザーを取り込むのに、「携帯電話」との連動が期待されますね。トレンドになりつつあるQRコードやRSS配信といったところでしょうか。

ただ、フリーペーパーの収益構造を考えますと、限界があるますし、あまり携帯との連動をしすぎて、フリーペーパーの利用が減ってしまっては本末転倒ですから…..。フリーペーパーの役割が、クーポンから携帯電話ユーザー向けの検索エンジン的なものに変わっていき、携帯がクーポンになるようなイメージでしょうか。