携帯選択のポイント、男性は「液晶」、女性は「デザイン」

nikkeibp.jp: 携帯選択のポイント、男性は「液晶」、女性は「デザイン」

インフォプラントが実施した携帯電話端末の調査結果(対象はiモードユーザー)です。購入のポイントの1位が、男性が「液晶の大きさ・きれいさ」、女性は、「端末のデザイン・カラー」という結果です。

「新しい携帯電話端末を購入するときの選択ポイント」を3つまで選んでもらい集計した。それによると、男性は「液晶の大きさ・きれいさ」(48.8%)、「端末のデザイン・カラー」(44.8%)、「操作性」(38.6%)の順。女性は「端末のデザイン・カラー」(62.4%)、「液晶の大きさ・きれいさ」(43.1%)、「端末自体の価格」(42.9%)がベスト3だった。

相対的にいわれるような、「男性=機能重視」・「女性=デザイン」の図式なのでしょうか。このあたり、自社の製品についても仮説をたてて、サイトを制作してみると参考になるかもしれません。また、女性の3位に、「端末自体の価格」があがってきてるのは見逃せないポイントだと思います。

反対に、ポイントが少なかった項目も興味深いところです。

「動画メールやテレビ電話」(男性8.8%、女性8.8%)、「端末に対応している料金プラン」(同13.3%、同13.7%)など。年齢別では、男女とも「端末のデザイン・カラー」は若年層で、「使用中の端末と同じメーカー」は高年層で多かった。

携帯電話の使用方法やリテラシーについて、世代間の違いが如実に表れているといえますね。操作が苦にならない若年層はデザイン重視で、大きな変更を望んでいない高年層というところでしょうか。ただ、動画メールやテレビ電話など、どちらかというメーカー主導の機能は、まだ受け入れられていないようです。

やはり「パケット代が必要な双方向コミュニケーション」は、お互いが気をつかって使いたくても使えないといった面もあるのではないかと思います。料金を気にすることなく、利用シーンがイメージできるようなメーカーの魅力的な提案として、これからどういったものが登場するか楽しみです。