アクセス数を伸ばす究極のテクニック

NBP: 第4回アクセス数を伸ばす究極のテクニック

どのウェブマスターも抱える悩みのアクセス数を伸ばすには、どうすればいいのかを紹介しています。

例えば、自分は文章を書くのが苦手だと思うならデザインに凝ってみるとか。文章もデザインも苦手だと思うなら、情報の鮮度や深さで勝負するとか。とにかく、何かひとつだけでも「ほかのホームページには勝っている」と自負できるものを用意しましょう。

確かにそのとおりだと思います。例えば、歯科医院のサイトでも

  • 症例を豊富に掲載しているサイト
  • 口腔内の解説がわかりやすく詳しいサイト
  • 健康の視点からお口の情報をあつかっているサイト

など、何かひとつの切り口で、最初は特化したほうが、サイトも構築しやすくなります。

私が実践している中で、最も効果が認められるのは「検索エンジンに引っかかりやすそうな語句や話題でコンテンツを構成する」ということ。

これは、ウェブログの場合になるとより有効といえます。卑近な例ですが、シンクセルのプライベートブログでは、「三分間スピーチ」というキーワードが、Yahoo!の上位表示です。そのため、これに関連するエントリーのアクセスは非常に多いです。

先の歯科医院の例でも同様で、歯周病やインプラントといったビッグキーワードではなく、少し違った病名や症状をキーワードにしたページを作成し、それを上位表示させるように運用し、サイトの入り口にする方法も考えられます。

サイトのアクセス数を伸ばすのは、ウェブマスターなら一度は悩むことですが、結局、急がば回れではないかと思います。得意とする一つのコンテンツをじっくり育てながら、練り込んだキーワードでページを作成していく。そして、コンテンツの裾野を広げていくのが、時間はかかりますが末永くアクセスがあるウェブサイトになるのではないでしょうか。