携帯を使ったキャンペーン、利用経験者は約4割

JIC: 携帯を使ったキャンペーン、利用経験者は約4割

300人のうち、携帯電話から何らかのキャンペーンを利用したことが「ある」と答えたのは39.3%で、2004年5月に行った調査よりも1.3ポイント増加している。(省略)利用したキャンペーン(複数選択可)で最も多かったのは、「商品や金券があたる」で63人が選択した。「ポイント・マイルが貯まる」が2番目に多く46 人、以下、「飲食店のクーポンが手に入る」が43人、「着メロ・着ボイスがあたる」が41人、「ぬいぐるみや服などのオリジナル景品があたる」が29人だった。

キャンペーンを知った媒体の首位は、「携帯サイト」となっており、利用者と連動しているのが興味深いです。ただし、問題点として

  • 入力の煩雑
  • 応募後のメールの数
  • 個人情報の漏洩

あげられています。「手軽さ」と「入力の煩雑」という二律背反をどうハンドリングするかが、問われているのではないかと感じました。PCを上手く連動させたキャンペーンの展開や、携帯しか持っていないユーザー向けのキャンペーンなど、より細分化しなければならないケースもあるのではないでしょうか。

それには、経験や勘といったアナログ以外にアクセスログや入力情報から顧客属性を収集し、分析するといったデジタルならではの手段を効率的に確立する必要もあるのではないかと思います。