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Webサイトのトホホな話#2

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#1の続き。今回は、"考えるより先に手足を動かせ"ってな感じで、この会社の担当者の方が実感した苦労話。Webサイトがうまく軌道にのるコツ、「小さく産んで大きく育てる」。

Webサイトは、目的や脈絡もなくただ"ページ"を作ればいいってもんじゃないのは、周知のとおり。じゃ、制作に入る前に、目的やコンセプトといった選定について、入念な打ち合わせを重ねれば万全かと問われると、一概にそうとも言えない。

例えるなら家を建てるのに設計図を用意するように、Webサイトにも設計図は必需品。ただ、家を建てるのとは違いがある。家は建築が完了してからでないと住めないけど、Webサイトは建築途中でも住めば都になる。これで完成!ってないから。乱暴だけど(w

  1. 目的
  2. コンセプト
  3. コンテンツ
  4. デザイン
  5. ユーザビリティ

の5項目を迅速に決定するのが肝心。そして、これまたできる限り早く、小さく産み落とす。Webサイトは、外側のツラ構えとナビゲーションが決まれば、中の間取りを3DKから2LDKに変更するといった融通はある程度可能なわけで。大企業のサイトなんぞのようにユーザーテストをするわけじゃないなら、中小零細企業のサイトは

  • 「あっ、ここの導線が悪い」
  • 「○○のページは滞在時間長いけど、××は短い、なんでやろ」
  • 「△△のページの内容をもう少し変更する」

とかって、住んで(立ち上げて)から目につく使い勝手の悪さを修正していくほうが、効果が発揮されるまでのスパンもむしろ短い。あっ、ただ誤解がないように。1.と2.がしっかりしているという前提ね。

冒頭に紹介した会社の担当者の方も当初、

「シンクセルさん、正直言うと最初のほうは何のこっちゃさっぱりわからんかった。でも、シンクセルさんが打ち合わせで口すっぱしゃべってくれたことが、ようやっとわかってきたわ」

サイトを立ち上げるまでは、上の5項目を打ち合わせしても、明確なイメージを描ききれなかったご様子。だから、必要最小限の項目を掲載してサイトを立ち上げた。全部で14,5ページぐらいだったかな。

運用開始したあとも、何をどう手をつけたらよいのかのたうちまわっていた。それでも、アクセスログやユーザーの感想と打ち合わせから浮かぶ疑問を仮説に変換して、サイトで実践し、また検証するサイクルにのりはじめて、ようやく今の姿に。もう、最初の姿形は全くないけど(笑)

今では、こちらが悲鳴をあげるぐらいコラムやコンテンツをマスプロするからシャッポを脱ぎたいぐらい…orz

「シンクセルさんの打ち合わせを振り返りながら他のサイトを見ると、素人目やけど、"おっ、このサイトはやるかもしれん"とか"このサイトは、もうちょっと改善したらええのに"ってわかってきたわ」

との言葉を拝聴して思わず唸った。それでも否定したけど。

「いや、Hさん、はばかりながらそれは違いますよ。Hさんがご自身でコラムやコンテンツを考えるようになったからじゃないですか。最初と比較にならないぐらい、Hさんはサイト運営に時間とエネルギーをかけていますよ。僕のミーティングはあくまでキッカケです。今後も、その着眼で会社のサイトを眺めてみてくださいね。」

アレやコレやと考え抜くのも、考えてから走るのもよい。でも、時には考えるより先に手足を動かす、走りながら考えるのもアリだろ、ってね。

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