100円パーキングが勝手に営業してくれる時代

CNETのGoogleローカルとGoogleマップの記事を読んで、「ああ、そうか。100円パーキングの機械が勝手に営業してくれる時代になるんだろうなぁ」って妄想した。類似のサービスはあるだろうけど。

Googleローカルは、「ラーメン」や「ホテル」などのキーワードと「渋谷」「新宿」といった場所を指定して検索することで、地図とともに、キーワードに関連した店舗やサービスの情報が表示されるサービス。地域の店舗やサービスに関する情報は、NTT情報開発との提携によるタウンページからの情報とグーグルがもつウェブページのインデックス情報を組み合わせて表示される。

via: グーグル、地図サービスと地域情報検索を国内向けに開始:ニュース – CNET Japan

Googleローカル+マップを使えば、100円パーキングの稼働状況がわかるサービスを提供する会社もでてくるんじゃなかろうかと。さらに妄想を広げれば、

IPv6+WinMax+カーナビ=100円パーキングの稼働がすぐにわかるサービス

ができるかと。IPv6とWinMaxの技術的な説明は、ご勘弁を。とにかくイメージとしては、こんな感じ。

IPv6アドレスと無線機能を搭載した100円パーキングの端末機が開発される。この端末機は、インターネットの”なか”にあるから、常に稼働状況の情報を”自ら”発信する。それをGoogleがキャッチする。あとは、各自動車のカーナビに知らせてくれる仕組み。

それにしても発想がファンタスティックなGoogleに敬礼。Googleも含めたインターネットの”なか”で起きている価値創出に関してとても興味深い話が、産経新聞の『正論』に掲載されていた(7/4付)。梅田望夫氏「ネットの開放性は危険で悪なのか」という記事。

不特定多数の意見をどのようなメカニズムで集積すると一部の専門家の意見よりも正しくなるかについてのwisdom of crowd(群衆の英知)。見知らぬ者同士がネット上で協力して新しい価値を創出する手法「マス・コラボレーション」。ネット上にたまった富をどう分配すべきかという意味での「バーチャル経済圏」…。インターネット上の開放空間で、新しい理論の研究から実験システムの開発、さらには事業創造のトライアルまでが繰り広げられ始めたのだ。

これらのサービスを享受する側もいいけど、いつか創造する側にたつのが夢。