Google Maps APIを使った地図サービスが次々登場

CNET: Google Maps APIを使った地図サービスが次々登場

Google Maps APIは、1日あたりリクエスト数で5万回までという制限はあるものの、無償で提供されるのでビジネス的にも組み込みやすく、そのうえ扱いやすいので“技術者ごころ”がくすぐられるといったところだろう。この点が、Google Maps APIを使った地図サービスが相次いでいる背景ともいえよう。

日本でもGoogleマップのAPIを利用したサービスがリリースされてはじめているようです。先陣を切って、はてなが、「はてなマップ」のベータ版を開始しました。はてなユーザーが登録したキーワードや写真が、マップ上にリンクされていて、ユーザーが閲覧できるようになっています。

はてなマップで京都を閲覧すると、四条烏丸には祇園祭の写真、清水寺にはてなキーワードのリンクなどが、散見されます。

海外では、Google Mapsと「MSN Virtual Earth」のデジタル地図サービス利用しているユーザーが急増しています

国内でも、徐々に認知が広まっていて、2社の地図サービスと知らない人のなかでも9割が「使ってみたい」という調査結果もでています。

GPostは「位置情報の投函先」を意味し、通常のブログとして利用できるが、GPS機能をもつ携帯端末を使って、個人で位置情報を発信することが可能だ。投稿した記事にMapFanやlivedoor MAP、Mapion、EZnaviの各地図サービスのURLを貼り付けることでも位置情報を入力できる。こうすることで、ブログの記事から地図を参照でき、逆に地図からブログの記事を参照することも可能になる。地図は独自のものを使っているが、Googleマップ対応版も実験的に公開している。

ブログと連携するサービスが増えると、たとえば、旅館やホテルのサイト運営者が、ブログを開設し、そのなかで観光案内とGoogle Mapsを連携させたコンテンツの構築も可能です。

また、検証も必要ですが、「商店街+Goole Maps」というサイトも可能ではないでしょうか。

Google Maps APIは無償公開されていますので、手軽に導入できる分、収益貢献のビジネスモデルは構築されていませんが、少なくとも付加価値向上には寄与していると思います。

今後は、文章説明(言葉)+写真(映像)に、地図(立体的映像)を加えることで、ユーザーにより訴求しやすいコンテンツを制作してみるのも、一考を要するのではないでしょうか。