ロボット型「Yahoo! SEARCH」に変更

CNET:ヤフーの検索結果ページが10月から「Yahoo! SEARCH」に変更

ヤフーが検索結果の表示方式を切り替えることが8月25日、明らかになった。これまでのように、手作業で登録したサイトを優先的に表示させる方式から、グーグルのようにロボット検索の結果を中心に表示させる。10月より新方式に切り替える。

コンパクトに扱った記事ですが、日本のインターネットの検索シーンにあたえる影響は、甚大だと思います。今まで、ディレクトリ型検索を優先していたのが、ロボット検索の結果を中心に表示させるようになります。

Yahoo!SEARCH BETAの検索結果を同様になるそうです。ロボット型になるというのは、

例えば「携帯電話」といった範囲の広いキーワードで検索すると、これまでは何ページにも渡って登録サイトのみが結果として表示されていたが、新方式では1ページ目から自動検索された結果が表示される。

自社開発の検索エンジンであるYahoo Search Technology(=YST)は、Googleの検索エンジンとは違うアルゴリズムで動作していますので、従来どおりYSTとGoogleの二つの検索エンジン対策が必要ですが、その対策強化が望まれるのでしょうね。

ディレクトリ検索では、上位表示されていた登録サイトよりも、YSTのアルゴリズムに好まれるサイトが、上位にランクインされる可能性が高くなったわけですから、今までとは違うトラフィックが発生するのかもしません。

  1. YSTに力点を置き、Googleを補完
  2. Googleに力点を置き、YSTを補完
  3. YSTとGoogleの両方に対策

SEO業者が、今度どのような戦略を選択するのか、また、登録サイトはどのような手を打ってくるのか非常に興味深いです。