SEOは半数が実施、RSSの活用はこれから

NikkeiBP:「SEOは半数が実施、RSSの活用はこれから」、企業のWebサイト活用実態

「企業のWebサイトでは半数以上が検索エンジン対策を実施しているが、RSSを活用しているケースはまだ少ない」。日経BPコンサルティングが企業のWebサイト管理者を対象に実施した調査でこのような結果が得られた。調査は2005年7月に実施。企業のWebサイト上に掲載されている住所にアンケート用紙を郵送し、125社から回答を得た(回収率17.9%)。

検索エンジン最適化(SEO)対策を実施している企業は、52.0%にのぼり、そのうちの約過半数の実施企業は、成果に対して概ね満足しているそうです。設問と回答の詳細が不明ですので、何を基準に「満足」としているのかがポイントですね。

反対に、不満点は、

  1. 「検索結果の上位に上がらなかった」
  2. 「結果の上位に上がった時期が短かった」
  3. 「検索エンジンからの誘導が増えなかった」

が上位に挙がっているようです。この結果だけを読むと、「アクセスアップに比重に置いている」側面もまだまだあるのかもしれません。

SEOの概念が輸入されはじめたと同時に、「検索結果の上位表示と売上増加は必ずしも一致しない」と指摘され続けています。もっともなことなのですが、いまだにアクセスアップが目的になってしまい、日々変化するSEOのテクニックに翻弄され、結果、手段であることを忘れてしまっている企業サイトがあります。

以前と違い、今は、検索エンジンと親和性が高いWEBアプリケーションや、WEBサービスがありますので、それらの技術の上に、いかにコンテンツをうまく乗せていくのかに注力するのが、急がば回れになるように思います。