団塊世代向けのセカンドライフ情報サイト

nikkeibp.jp: 団塊世代向けのセカンドライフ情報サイト、オールアバウト

昭和22~25年生まれで現在企業の役員や管理職などの立場にあり、年収が1200万円以上という男性を、主な読者層に見込むという。(中略)団塊世代は、「消費意欲が旺盛でありながら、競争を強いられてきたため人とは違う何かを求めており、価格よりも質を重視する傾向が強く見られる」(同社)。加えて他の年代と比べ消費活動の期間が長く、商品購入やサービス利用の際、自分で詳細な情報収集を行うことを好む人が多いという。

2007年問題が迫っていると指摘されている一方で、団塊世代の大量退職にともなう退職金や年金をマーケットの対象にしようという動きが、昨年度あたりから盛んになっています。

今回は、アールアバウトが「DORON(ドロン)」という団塊世代の男性向け雑誌形式のセカンドライフ情報サイトを開設した記事です。

団塊の世代と言っても、所得的には格差もあり、セカンドライフに投資できる人を選別しつつあるようです。ドロンがターゲットにするのは、年収1,200万円以上の男性で、「グレード感」や「こだわりのあるライフスタイル」などをメインコンセプトにしています。

さらに、この方々たちの「妻」に対する意識変化に着目したコンテンツも提供する予定だそうです。

手前味噌ですが、私の両親も昭和24年生まれで、まさにこの世代にあたります。すでに子供(私と弟ですが…)も独立していますので、今は二人で週末になれば、近郊へ散策にでたり、月に1度は旅行を楽しんでいるようです。

そんな両親は、旅行や散策先を探すのに、インターネットを活用しているらしくて、積極的に情報を得ようとする姿勢に驚きました。

今後は、小売業やサービス業を中心に、団塊世代向けサイトの開設やサービスを提供する動きが増えてくるでしょうから、中小企業や個人事業主のサイトでも、団塊世代向けに販売できる商品構成の見直しや検討が必要になってくるのではないでしょうか。