「つながり」の喜びもあるけど、わかる世界の心地よさ、一期一会

昨晩、以前お世話になったお客さんにごちそうになった。「お客さんと僕」「僕のなかの僕」「僕を背後で眺める僕」の3つの視点から自分をなめ回して、また成長の糧をもらった。あまりの心地よさに感謝、と同時に「出会いを楽しみにする別れ」に感慨。ただ、失言を連発してすごい不愉快な気分になられた。ハッキリと注意してもらったりで、とってもうれしかったし、猛省しないと、まだまだホント、ダメ。

ということで、存念をパブリックとプライベートの両面からノーガキたい。まさに2P and Double(–;)

あっ、その前にお客さんへの返答。

  1. 価格はそのまままで、分量を半分に(ワガママですけどネ)。「事業主推薦」のオマケがほしい。
  2. 写真だけが変わるんじゃなく、テキストもワクワクさせてほしい。
  3. なんでその商品を売っているのかを教えてほしい(ノーガキをたれてほしい)。
  4. たしなみ方を教えてほしい。
  5. 小難しくいえば食育。ぶっちゃければ、カラクリを教えてほしい。ようは、「好奇心の知」を刺激してほしい。

そんな感じです。スミマセン、生意気で無茶苦茶なクレームで。えーっと、これからは、ビジネスライクなしの消費者になって思う存分楽しませてもらいます。

さて、思うところツラツラと。今回、ごちそうになりながら、話をしたり聞いたりしていて、改めて自分の立ち位置が確認できた。

やっぱり、「言葉と思考の喧嘩、駆け引き、賞賛、高揚できるわかるヒト、わかろうとしてもらえるヒト、わかってもらいたいヒトを、”お客さん”としたい」ってこと。傲慢だね。でも、その心地よさを味わったら、たまらない。

と言いつつも、M先生のご指導いただいている「ライトコース」も用意すべきだと思う。やっぱり事業だからな。あっ、ライトコースって上手くいえないけど、ある種のラインまでの適度なサービスを提供するビジネスかな。

「深くと浅く」。一見、矛盾しているようだけど、それをどうハンドリングするかは、僕自身の課題だ。僕が考えて、やるだけの話。それ以上でもそれ以下でもない。もう立つ位置は決まっている。それでいい。とやかく言っても始まらない、あとはやるだけって感じかな。

たとえば、このブログもそう。常連さんが定期的に訪問してくれる。こんな具にもつかないブログでも、何かしらを求めて?やってきてくれる。でも、やっぱり、わかるヒトにしかわからないコンテンツだよって、横柄な姿勢(スタイル)をとっている。

今もそう。最近、エントリーの嗜好が変わってないかって思う方もいるかもしれない。「あっ、シンクセル、何か企んでいるのかな」「なんか、最近のエントリー、つまんない」「おいおい、どうしたんだよ、シンクセル」。それでいいと思っている。

そうやって、言葉なき会話をディスプレイの向こう側にいる人たちと交わせればと。矛盾しているかもしれないけど。

ホント、感謝してる。だって、毎日訪問してくれていたり、定期的に訪問してくれているだもんね。顔が見えないのがツライな。でも、チョーいい感じの「つながり」を肌で感じている、あっ、独善!?それ以上、ナニを望むんな、幸せだろって(^^ゞ

そんな人たちが、ナニかの会話、しかも、自分のテリトリーをひとりよがりにもっている言説を読んでいる。コメントやトラバはなくても、訪問してくれている。なんていうかな、「飽きていない、見捨てられていない足跡」を追っかけられるんだよね。最高だよな。

だから、できれば、「わかるヒトにもてなす、限界に挑戦する極上のサービス」と「わからないけど、よさげな感じだから、ちょっとだけそのワールドを体験させてサービス」っていう二つを提供したいなぁって、あらためて自覚できた。

それには、僕自身がまだまだ限界(ナニが限界なんだって”テツガク”があるけど)に、達していないし、ワクワクする「知」の作業がひかえている。それを、お客さんにどんどんぶつけたい。

喧嘩したい、笑いたい、泣きたい、怒りたいし、僕にもあらゆるエネルギーをぶつけてほしい。価値観の百家争鳴なんて、「ステキやんな」って言えるぐらい洗練された関係をもちたい。

今のお客さんへ、じゃんじゃんクレームください。僕の見るに見かねるところを、言葉でも態度でも意思表示してくださいね。それをかぎ分ける嗅覚を身につける努力は、してますので。

「えー、そんな課題を投げかけるのかシンクセル」「また、オープンクエスチョンの連続かよ」って感じでぶつけさせてもらいます。ここまでは、入ってくるなって聖域と、ここはいいよって領域に迷子になりながら。

このブログを訪れてくれている方へ、どんどん無言の足跡を残してください。その足跡に一喜一憂しながら、答えのない探索を心ゆくままに楽しませてもらいます。で、たまにツッコミたくなったら、いつでもどうぞ。

「興味という水」が湧いてくるような人生を送れるための共有ができたらいいな。価値のイイ・ワルイじゃなく、「オレはこう思うけど、アナタはどう?」が、何のてらいもなくキャッチボールできて、答えられるオアシス。「立ち位置」が定まっている人たちの集まり。

というわけで、最後に。「一期一会」と「不風流処也風流」という言葉が大好きです。いつもこれを胸にしまっています。いつかまた何かの「縁」と「運」でお会いできる偶然を「知足」しています。それじゃ。