電子マネーへの換金を支持

共同通信社: 電子マネーへの換金を支持 ポイントカードで消費者

小売り業界などで導入が進む各種ポイントカードについて、一般消費者の53%が枚数が増えてかさばることに不満を持ち、95%が電子マネーにポイントを換金できるように望んでいることが、民間調査会社「アビーム コンサルティング」(東京)の調査で分かった。(中略)86%が「利用する店で他店のポイントが使えると良い」と回答。消費者は、少数枚のカードにポイントをため、利用先を制限されない形で自由に使いたいと望んでいるようだ。

なんとなく来年の流行語大賞的トレンドになりそうな予感。サンプルの母集団の属性と数が適正かどうかは残るけど、おそらくこれに近い思いの消費者は、多いんじゃないかな。

googlezon的ビジネスの中枢になる可能性も。再販価格のものが崩壊できるインパクトもあるわけだし。法律が後追いになるかもしれんけど。アマゾンなんかがポイント還元の代わりに導入したらどうなるんだろ?

特にクレジットカードのポイントが換金できたら、クレジット会社が換金価値にかわる付加価値として、ナニを提供するのか興味深い。

まぁ、あぶなっかしい兆候も理解しながらふれてみると、ある分野は「一元化」の方向に向かいそう。たとえば、パスワードがしかり。2,048ビット暗号化システムを使ったWEBアプリケーションを使って、ネット上でパスワードを一元管理したいってニーズは結構あるらしい。

今回の電子ポイントもあてはまる。自分の嗜好は、多様化しても、管理するものは「労力」と「手間」をかけたくないのが、ホンネじゃない?

ただ、「労力」と「手間」を上回る「安全(=セキュリティ)」が保証されない、もしくは納得できないから、しぶしぶのんでいる。

一元化できそうなコンテンツのスタンダードを先取争いだね。ビジネスとしては、障壁は高くても、ベネフィット・モチベーション・ミッションのいずれも、旨味があるかなってひとりごちた。