幕末の日本にはこんな一面があったのか

まぁ、幕末にご興味のあるかたなら、既出かな。確かに、アーネスト・サトウも冷徹に分析して、礼讃している言葉も散見されるわけで。

『シュリーマン旅行記清国・日本』(H.シュリーマン)

「彼らに対する最大の侮辱は、たとえ感謝の気持ちからでも、現金を贈ることであり、また彼らのほうも現金を受け取るくらいなら『切腹』を選ぶのである」

「日本人はみんな園芸愛好家である。日本の住宅はおしなべて清潔さのお手本になるだろう」

「日本人は終日正座しつづけても疲れない。しかも、その姿勢のまま読み書きしても、紙や本をたてける机などの必要を感じない」

「日本人が世界でいちばん清潔な国民であることは異論の余地がない」