今後はウェブベースのサービスと携帯電話が重要

CNET Japan: サンCEO:「PCは過去のもの」–今後はウェブベースのサービスと携帯電話が重要

「次のイノベーションを加速するアプリケーションのほとんどはサービスであって、デスクトップPC上で動くアプリケーションではない。真のイノベーションが起こっている場所は、ネットワークとネットワークサービスだ」とSchwartzは述べた。

サン・マイクロシステムズのCEOは、ネットワーク上で成長著しい企業として、eBay、Google、Yahoo、Amazon.comをあげ、これらのサービスがWebアプリケーションで構成されていると述べています。

今後は、PCのローカル上にインストールされているアプリケーションを利用するよりも、こうしたネットワーク上にあるサービスを利用する機会がふえ、そのアクセスする機器を「携帯電話」だと指摘しています。

Schwartzによると、PCは、2方向から脅威を受けているという。サービスがネットワークに移行していること、さらに、ユーザーがこれらのサービスを使うのにPCを利用しなくなっていることだ。そして、PCの代わりに利用されるのは、携帯電話だ。特に、携帯電話の利用は、新興国で顕著である。

確かに、日本でもいまや携帯電話用フルブラウザが普及しはじめていますし、Web2.0が登場して、PCと携帯電話のWebサービスの垣根が低くなっていると思います。

販促モデルが確立されていない携帯電話へのアプローチは、マーケティング活動の一環としても魅力的ですし、比較的デジタルディバイドが解消されていますので、ますます携帯電話が重要になりそうです。