遺体からの顔面移植手術

この間のエントリーの邦訳解説がHOTWIRED JAPANにアップされていたので紹介。

HOTWIRED JAPAN: 遺体からの顔面移植手術、近く実施か(上)

クリーブランド・クリニックの研究は13人の委員からなる施設内審査委員会(IRB)によって管理されているが、顔面移植の承認を得るまでに1年以上を要した。シーミオノウ博士は、外科医、精神科医、ソーシャルワーカー、セラピスト、看護師、患者の権利を主張する人々を集め、臓器調達機関の『ライフバンク』と協力関係を築いた。同博士は、ライフバンクが顔の組織の獲得に協力してくれることを期待している。 
IRBの副委員長を務めるアラン・リクティン博士によると、最初から全員がシーミオノウ博士に賛成していたわけではないという。シーミオノウ博士は議論を開始して数ヵ月がたったころ、患者になる可能性がある人々の写真を持ち込んだ。
リクティン博士は、写真の中の歪んだ顔を見て、「現在の最先端の技術をもってしても、こうした人々を助けられないこと」に衝撃を受けたと語る。そして、外科医や患者からチャンスを奪いたくないという気持ちを固めた。

このあたりで激論があったのかな。ただ、和訳になっても、アイデンティティのくだりは、すんなり頭に入ってこない。超訳してくると、もう少し理解が深まるのかも。