三度の飯より人事が好き

企業小説を読んでいると、たまに登場する名言(迷言?)だがテレビではどんなお祭りだったんだろう?

Sankei Web: 官房長官に安倍氏 麻生外務、竹中総務 小泉改造内閣

第3次小泉改造内閣が31日夜、発足した。小泉純一郎首相は、内閣の要の官房長官に初入閣となる安倍晋三自民党幹事長代理を起用。谷垣禎一財務相は留任、麻生太郎総務相を外相に横滑りさせた。改革全般に目配りする経済財政担当相は竹中平蔵氏から与謝野馨自民党政調会長に交代、竹中氏も総務相として閣内に残し「ポスト小泉」候補を要所に配した。

自分は、「”誰が?”よりも”何をしたか?”」に力点を置いているのもあってか、”三度の飯より人事が好き”がしっくりこない。とはいっても、柳田先生のお言葉を拝借すると、私の場合「三度の飯よりメッセージが好き」ってか野次馬)=)

「何をしたか?」と言っているしりから節操もない話で恐縮だけど、人事の醍醐味は「メッセージ」にあるまいか。

素っ頓狂な例示すると、かつて旧ソ連ウオッチャーはタス通信の記事から、「誰が掲載されていないか」を読み取り、表舞台からの失脚を分析していたという。

ここでいうメッセージとはその手の類のもので、「隠された意図」の伝達をどう戦略化できるかが大切ではないだろうか。そんなわけで、私見をもって一年を眺めつつ、「自分の愚考の何が稚拙で未熟か?」を仮説・検証したがるから、三度の飯よりメッセージが好きなのであるorz