消費者の購買活動に影響を与えるブログの力

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ブログが真の効果を発揮する「商品情報」は、カタログ情報の転記のようなものではなく、ブログだからこそ提供できるタイムリーな情報であったり、生の情報であったりするようです。例えば照明器具販売のてるくにでんき(本社:東京都練馬区)は、照明器具の使用事例ブログを立ち上げ、実際に販売した照明器具が部屋の中でどのように使われているかを紹介しています。これが購買の決め手になることが多いそうです。

「ウェブショップで商品購入の際,ショップ運営者のブログは見ますか?」という質問に,「ブログがあれば見る」と答えた人が52.1%なのに対し、「ショップ運営者のブログを通して商品を購入した経験はある人」は11.9%しかいないそうです(参照).

例えば「鞄」の場合を考えてみますと,商品写真数枚と中身を少し見せている写真だけといった通販サイトがあります(最近では少なくなってきましたが).

では,「鞄」を探しているユーザーにとってどんな写真が有益な情報なのでしょうか?わたしの場合ですと,

  1. 鞄を背負っている(肩にかけている,手で持っている)写真
  2. 鞄の中にどのようなものが入っているわかる写真
  3. 現物と写真の商品の色ができるかぎり違っていない写真

などを探しています.「自分がこの鞄を使っている姿を具体的にイメージできる」映像や文章に,やはり目が引きつけられます.

そして,ブログならでは伝え方として,「逆引きシーン別紹介」が有効ではないかとわたしは思います.先日のエントリーで取り上た”書斎を彩る商品”のように,「この機能があるから○○ができる」から「あなたがイメージしている使用用途や空間には○○の商品が合う」といった,「生活シーンを基軸とした説明」がブログならではの臨場感をもたらしてくれるのではないでしょうか.

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