お歳暮のネット利用は今後拡大の見込み

nikkeibp: お歳暮のネット利用は今後拡大の見込み、百貨店サイトが人気

パソコンによるオンライン・ショッピングでギフト購入の決め手となっているのは、「商品価格」(57.4%)や「商品内容」(56.1%)。一方、携帯電話でギフトを購入する場合は、「個人情報のセキュリティ」(53.4%)や「商品内容」「商品価格」(いずれも51.3%)が重視されていた。なお、「送料の額や有無」は女性(46.9%)の方が男性(26.5%)よりも厳しくチェックしている。「総じて女性ユーザーの方が、より細かく条件を比較して購入を決めている傾向にある」

今回の調査によると,もっとも頻繁にオンラインショッピングを利用しているユーザーは,40代の女性だそうです.ただし,過去にインターネットを通じてお中元やお歳暮を贈ったことがある人は,6.3%と低調です.

その6.3%のユーザーのうち,50%が「百貨店のサイト」を利用してお中元・お歳暮を贈ったそうです.これはなぜでしょうか?このあたりに,ユーザー心理が隠れているような気がします.

例えば,伊勢丹のお歳暮サイトを訪問しますと,

  1. 一部商品は送料無料
  2. カタログに記載されている6桁の商品コードから注文できる
  3. お届け先ご住所代行登録(無料)

といった特徴があげられます.1.は引用箇所にあるように,一番関心が高い項目です.2.はウェブサイトとの連動型といえ,サイト上で長い時間をかけて探す手間がなくなりますし,閲覧性にも優れています.

最後の3.は私の経験則だけで述べますと,とても重宝します.他の通販サイトでも同様のサービスがありますが,特にお中元・お歳暮のような「ほぼ贈答先が固定されたイベント」にはうってつけだと思います.

百貨店やオンラインモールと単一商品を扱っている独自ショップを同じように比較できませんが,上のようなサービスで取り入れられる要素があれば,どんどんウェブサイトのシステムに組み込み,「価格・利便性・信頼」の視点からサイト構築を検討されてみてはいかがでしょうか?