アドレセンスなコミック、泣けるし笑える

Over Drive 1 (1)Over Drive。ロードバイクの漫画。スポーツ系は大好き。けどロードバイクは初めて。笑えるし、ホットなシーンに体が震える。んで、泣ける。主人公の篠崎ミコトに感情移入してしまって、ポロリ。過去、電車の中で2回、マクドナルドで1回泣いて、周りからまゆをひそめられて以来、コレと次の「あひるの空」は自宅で1人で読んでいる。

僕は自転車で全てを手に入れる!!「自転車部に入らない?」大好きな深澤さんから、そう頼まれた篠崎ミコト15歳。天にものぼる気持ちだったのだが、しかし!ミコトは自転車にすら乗れないダメな子だった!!どうするどうなる!? 篠崎ミコトの大冒険、ここに開幕!

自転車の描写に迫力とスピード感があるから、2Dから3Dに錯覚しかける。ストーリーの展開は何となく読めちゃう。でもセリフがピピっと心にささるから、わかっていてもジンとくる。特に、篠崎ミコトが想いをよせる深澤ゆきの心理描写がキュン。ちなみに、わたくしも深澤ゆきに惚れた;-)

「今、一番、逢いたくない人。でも、逢いたい人・・・・・」

あかんでぇ、こんなフレーズ。やばすぎるわ、ホンマ。堪忍してや。あぁ、なんて素敵にジャパネスク、もとい、なんてステキな青春。

あひるの空 Vol.1 (1)あひるの空。バスケットボールの漫画。わたくし的には、SLAM DUNK以来のヒットか。DEAR BOYSも好き。けど、あひるの空のほうが、リアルな感じかな。ここでもちなみに、わたくし、小4ー中3までバスケを、高校はラグビー、大学から社会人になってちょいまでは、3on3をやっておりました。バスケは、やるのもみるのも大好き。

この漫画に惹かれるところは、主人公がめっちゃくちゃチビ。そのかわり、3ポイントシューターが武器。まぁ、リアルにトレースしたら、こんなちっさい人が高校バスケで通用するかってなると、ストックトンぐらいでないとむずかしいだろ、ってところが漫画なんでオモシロイ:-@

これは僕の翼です。「はじめの一歩」作者・森川ジョージ先生推薦!!
正直言って推薦文など書きたくなかった。同じ雑誌に連載している商売敵(ライバル)のセールスポイントを教える程、心が広くないからだ。しかし、良いのは間違いない。この主人公の強い眼差しは何百字の台詞よりも説得力を持っている。巧いよりも強い絵。少年漫画はこうでなくちゃ、と毎週うなずきながら読んでいる。(森川ジョージ)

シュートシーンなんかライブが伝わってきそうで、思わず身をのりだしてしまう。スポーツ系の醍醐味は、経験者が「おお!」と思えるようなクリエイティブなテクニックと、スピードをミックスさせた、「ありえないけど、ありえる。いや、やっぱりありえる」とバーチャルさせるグラフィックかと。ノールックエルボーパスは、高校レベルでやるやつおるか?ってツッコミたくなるところ、「いや、まてよ、いてるかもしれん」と悦に入る。いやぁ、しびれますよ、そのスカイフックに、ダブルクラッチ。

で、でもあひるのお母さんが…..今週は泣いた。来週はどうなる?すでに泣きの臨戦態勢は整いつつある。いつでもOK:’-)