ITmedia: ニンテンドーDS，新展開——ブラウザやワンセグ放送に対応
ニンテンドーDS対応ソフトとして，Operaをアレンジし，ジャストシステムのATOKを搭載した「ニンテンドーDSブラウザー」を6月に発売することや，ワンセグ放送へ対応した「DS地上波デジタル受信カード(仮称)」の発売も発表された．
ブラウザにOpera，入力システムにATOKが搭載されますので，ほとんどPC感覚ですね．ニンテンドーDS用のOperaがどの程度アレンジされるのかにもよりますが，OperaはW3C勧告にそってCSSとXHTMLを解釈するように設計されています．
ですので，PC用Operaと遜色なければ，PC向けサイトをほぼ再現できるのではないかと思います．そうなりますと，ニンテンドーDSでオンラインショッピングがますます身近になりますし，Flashが再生できるようになれば，専用タッチペンで商品を買い物かごにドラッグできたりします．
さらにワンセグ放送も視聴できますので，「テレビ広告とオンラインサイト」のミックスしたマーケティングも展開できそうですね．簡単なイメージとして，ワンセグ放送を見ていて，「おっ，いいな」と思えば，即，「サイト訪問」ってところでしょうか．
1000万台の普及を目標にかかげていますので，どれぐらいのユーザーがオンラインサイトショッピングのターゲットになるか注目したいところです．
あとは，「決済」の問題は残りますが，いずれ「ゲーム機用の決済方法」を提供する仕組みも登場するのではないかと楽しみにしています．