ホスピタリティがいつのまにか広告に

メープル日記: 日本人のホスピタリティ精神

その心遣いにNさんはしばし茫然.売るところまでではなく,売った後もお客様のことを考えたこのホスピタリティ精神は日本だけだと思います.このようなサービスにも慣れてしまっている私は,改めて日本のホスピタリティ精神のレベルの高さを感じました.

メープル日記さんが紹介されている「心づかい」をうけた方はいらっしゃるのではないでしょうか?わたくしも以前,まったく同じ心づかいに出会い感動しました.

当たり前にしていることが広告宣伝にも[1]

その気配りにとてもうれしく感じながら歩いていると,あるコトに気づきました.ビニールがフワッと広がるので,周りの方が「何か?」と見るのですね.歩いている時や電車で座っている時に,ジッと見ておられました.紙袋にはCLUB HARIEとだけシンプルに書いてあるだけです.それでも周りの方が,その文字をしっかりと読まれている雰囲気は伝わってきました.

CLUB HARIEとだけ印字して,とてもクールでスタイリッシュな紙袋に目線がいく.すると,今ならネットにすぐにアクセスできます.大げさですが,ホスピタリティが勝手に"広告化"していくわけですね.大げさな表現ですけど(笑)

広告化というよりもブランド化が適切かもしれませんが,いずれにせよネットとリンクできれば,「アンテナに敏感な人」に有効かもしれません.

もちろん広告ありきのホスピタリティは論外ですし,それはわかる人にはわかりますから,いずれメッキがはがれると思います.

「ホスピタリティ+シンプルデザイン+インターネット」は,これからのマーケティングを考えるとき,重要な要素ではないかと思います.わたくしの頭の中にも少しずつ言語化できそうにまとまってきましたので,いずれこのブログでも紹介していきます.