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something else

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会場にとけ込んだ観客がとても羨ましかった。画面の向こうに映る女性たちは、なにかしらのハンディを背負っていた。

  • トリノ入りして左肩を脱臼したひと
  • 右股関節をいため15分も滑ると足がしびれてくるひと
  • 難病をわずらい全身がひどい状況にあり、ボロボロのひと

それでも何もいわず、氷上でひたむきに舞う姿に魅了された。ゴールドメダリストは、「満足のいく演技ではなかった」と自ら言うように、要所のジャンプの回転数が少なかったり、細かいところで自身のおもいどおりにいかなかった。

でも完璧なんてありえない。たとえあったとしても、完璧とは別の次元、会場全体が得たいの知れない雰囲気に包まれている。画面からも伝わってきた。ゴールドメダリストの舞が後半に向かうにつれ、ボルテージがあがる。それに呼応するかのように"瞬間"を見逃すまいという観客の声が伝わってくる。

スタンディングオベーション。メダルに興奮したのではない。静かにはじまり、力強く跳び、華麗に舞い、しなやかに滑る、かろやかに踏む、"something else"に遭遇して涙が頬をかけぬけていく。

ほんとうにすばらしい瞬間をありがとうございます。

氷上の女性たちと解説者の妙に感謝。

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