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500億ドルの富が世界に再分配される

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なぜか日本のメディアではそれほど騒がれていないGates氏の退任発表。あまりテレビを視ないのでわからないけどテレビ系のニュースはどう報道しているのだろう?CNET Japanではさっそく特集がアップされているし、どんどん更新されている(参照: ラウンドアップ:MS会長のB・ゲイツ氏、2008年7月の引退を電撃発表)

元マイクロソフト日本法人CTOの古川氏がご自身のブログでこう言及している。

ビルゲイツ君、とても良い選択をされたと思います。2008年以降メリンダ・ゲイツ財団へ残りの人生とエネルギーを注ぐというのは、自然な着地点と思われます。

Gates氏の頭の中をご存じの方なら今回の発表はごく自然に受け止められる印象なのかもしれない。確かに氏は「自分の富の再分配」についておりふれ公表してきた。今回も同様の趣旨を述べている。

The Seattle Times: Business & Technology, Gates to leave day-to-day operations of Microsoft

Gates said, “I’ve had a chance at great wealth, and with great wealth comes great responsibilty. It is time to give back to society those resources in the best possible way to help those in need.”


あらためてこのスピーチを聴くと、寄付文化が熟成した社会の一端をかいま見ることができたような気がする。「必要としている人々のもとへ最も適切な方法で再分配する時がきた」と宣言したのである。

Gates氏の現在の総資産は500億ドルにのぼるといわれる。そのうち子供には暮らしていけるに十分なお金だけを残してあとはすべて寄付すると以前何かで読んだ。確かそのポートフォリオは全財産の95%程度とかだったと思う。

いずれにせよこれから500億ドル近い金額の富が世界へ再分配されるのである。マイクロソフトの成功によって自分は巨万の富を手にいれたと同時に、その巨万の富には責任が伴った。だからその富を世界へ再分配するというわけだ。

古川氏のブログや渡辺千賀さんのブログを拝読していると、Gates氏は想像を絶する頭脳の持ち主らしいので、会長を退任したのちフルタイムで財団運営にたずさわれば、WindowsOS級の革新を医療分野にもたらすかもしれない。その革新の礎となるのが今回の再分配なのだろう。私の運がよければ生きている間にエイズ撲滅や難病解決を目の当たりにできるのかもしれない。

それにしても経営的側面から報道するだけでなく、「寄付文化と慈善事業」「富の再分配」について論考できるようなもうひとつのGates氏の側面を報道してくれることを期待したい。

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