日本初の女性首相

片山さつき氏の言動をときおりメディアでチェックする。確か主計局主計官(防衛担当)の時に防衛予算削減に辣腕をふるったとどこかで目にしたのがきっかけだったか。そんな官僚がいるのかと驚くと同時に自民党から立候補したと知りさらに感嘆した。で、当時の報道。間違いがなければ静岡県連だったかに選挙協力を仰ぐにあたり、土下座したとかしないとか。その時に邪推した、「ああ、総理を狙っているのだなぁ」と。韓信の股くぐりではないが易々とできることではないと思ったから。それ以来チェックする。勘繰るにメディアを巧みに選別してないだろうか。華々しく着飾ってコメディータッチに顔をだしたかと思えば、クールに着こなしディベートに出演する。そしていずれの番組もアクが少なくそつがない。グロテスク風にトッピングすれば、「ああ、視聴している層にはそれなりに影響がありそうな番組」をカウントしているなぁと。国会だったか何かの会合だったかおぼえていないが、着物で参加していた。それも思い切りあさっての方向へ妄想すれば、「ニュース番組に取り上げられること」を折り込み済みでかつ「諸先輩方がよろこびそうな出で立ち」を演出しているのではないか。マヌケ、妄想がブラックスカイへいきすぎ。

私はこういう陰に陽に内に秘めつつ香ばしい程度に表に出す人に好感をもつ。あからさまに「狙っている」とギスっていたり、影で狙っている"サクラ"のような陰系(字が違うのであしからず)よりもカラっとしていて痛快だ。政策や言論もどこまで本心を述べているかわからないところが輪にかけてよいと思う。日本語を"翻訳"しないと行動できないぐらい魑魅魍魎の集まりのなかで、さらにそれらのドンになってもっと複雑怪奇な社会を相手にするならそれぐらいがちょうどよいさじ加減なのだと知ったか風に法螺貝を吹く。

もう少しヲチしよう。そしてウンと縦にふれたらオケラの財布のなかから絞り出し初めての寄付金控除なるものを受けてみるのも乙かもしれない。

イザ!: 1年生議員では異例!片山さつき2万円パーティーに1000人

「小泉チルドレン」の1人、自民党の片山さつき衆院議員(47)が10日、都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。財務官僚出身で、経産政務官という要職にいるためか、発起人には大物議員や財界人がズラリ。1年生議員とは思えない盛大さだった。「政治家は国民を説得するだけでなく、小声の根回しで多数を味方にしなければならない。表芸と裏芸を使い分け、日本初の女性首相になってほしい」パーティーに先立つ講演会で、読売新聞グループ本社の渡辺恒雄会長はこう賛辞を贈った。

もうそろそろ「そういう」時代がやってきてもよいと切に祈る。