TBSに感謝する

録画セット。まだ視ていない。2006.08.03 7:49追記: 視聴、了。でもブロゴスフィアとマスコミ各社のコメントを読んでいれば何が起きたのか想像できる。チャンプというよりもそのとりまきへ何か言っても気づかないかぎり馬の耳に念仏。互いが消耗戦に陥ってしまい荒涼が残る。彼は彼なりに前進しようとしている。むしろチャンプ個人だけをながめ、彼のとりまき(父親含む)をとっぱらう。「(やらされて)演じている」と自覚しているのではないかと推察しているし、もしそうならそれはそれでがんばっているのだなぁと思う。

私の矛先はTBS。他の方々の記事を読んでいると、協栄ジムも気脈を通じているかもしれないけどそのあたりよくわからない。何をしたのかは知るよしもない(どちらかというと知りたくないかも)。憶測。それよりもTBSが広告会社とタイアップして「やる」と意思をもてば「ここまでできる」と体感。悪寒が全身をつきぬける。構図をそっくり他にもはめこめば、ことTBSがコミットしている件について、「検証する余地」があると懐疑するよりも「何も信じない」とバカになったほうが自分の時間を消耗しないという点でクレバーだと確信した。TBSに感謝する。互いにそんなスローでないんだ。だから、ああ視なくていいんだ、脊髄反射したり熟考したりする機会を減らしてくれてありがとう。

今日の結果を他国がどう受け止めるか?

もちろんTBSは想像したから演出できたのだろう。日本=卑怯(=金)、たとえカッコ内は妄想だとしても、国内はワンボイスで否定しても他国はどこかでこの式を成立させる(追記: 参照)。頭の片隅にのこる。それがいつしか標準化される。いまだに日本人といえば「そんな家に住んでないよ、そんなかっこしてないよ」的シーンが外国で散見される。それが標準。そしてみごとにTBSは国内を優先してくれた。ありがとう。試練を与えてくれて。10年前あなたたちが起こした出来事を私は忘れていない。でもあなたたちは忘れていた。だから昨日があった。反省せずふり返らず、きれいさっぱり忘れて、うまく立ち回れば夢のようなキャッシュがころがりこんでくることをTBSは教えてくれた。ありがとう。

追記:
ネットを徘徊する。協栄ジム。鬼塚氏と同じ構図。今は違うもの、インターネット。すでに某プロデューサーや列席の一角をしめている方々など、テレビでは伝えられていない話がネットでとびかっている。そのうち(たとえ釣りであっても)どれが正解かなんて検証する意味はないということをTBSは己の身をもって証明してくれた。感謝。