Timeless

Timeless (Dig)

e-RadioのLAKESIDE FM77.0のHot Stuff(だったと思う)のときはガマンしてたのに、W杯であれだけCMしちゃぁいけませんぜMoneyもちのナイキさん。ロナウジーニョがスパイクを足で蹴り上げるCM。セレソンの控え室、バックに流れているのが収録1曲目の『マシュ・ケ・ナダ』。ナイキのCMを視てナイキに惹かれずセルメンが気になるわたくし(ナイキさんごめんなさい)。セルメンはいつ聴いてもよいですな。8年ぶりの新録盤だって。半年間、JUJIYAのなかで悩みました。さぞや店員にキモがられたでしょう。「あ、あいつ、またセルメンのTimelessの前に立ってる…..」なんて。うひひ。気にしない。奇抜なジャケをじっと見つめる。そしてふりほどくように帰宅する。またやってくる。じっと見つめる、帰宅する日々。お〜、サブい。

約8年ぶりになるセルメン久々の新録盤は、米ヒップホップの雄ブラック・アイド・ピーズのウィル (will.i.am) を迎えての共同プロデュース作。サンタナやハンコックの話題作を凌く呆れるばかりに華々しいR&B〜ヒップホップ・アーティストたちとの共演を各曲で繰り広げている。マルセロ・デー・ドイスらの幅あるブラジル勢の参加も実に効いていて、40年前のヒット曲のセルフ・カヴァー(1)をはじめ(3)(4)など誰もが知るブラジル名曲のリメイクがあるだけでなく、ブラジルのリズム、ハーモニー、それに地方性やインスト音楽の素晴らしさといった、米産では出にくいあたりまでもが豊かに多彩に鳴りだしている。セルメン自身の在りようは? という懸念も無用。弾きすぎたりはしない御大の演奏もさりげなくフィーチャー、渡米以降それは身軽にノリよくポップに多くを楽しませ、かつクラブ・ジャズ〜ブラジル人気も得た、彼の生き方込みの音楽が今仕様で提示されてる感じだ。手放しで賞賛します。あっぱれ! の快作なり。『Timeless』

買ってよかったすぅ。1.Mas Que Nadaはもちろん、それ以上に他曲が最高。自宅がもはやスタバ化したようだ。自宅でキャラメルマキアートが味わえないのがくやまれる…..うう。コレ持って行って宮古島で聴きたい。お気に入りは、”3.Berimbau”, “8.Please Baby Don’t “, “10. Timeless “, “14.E Menina”, “15.Yes, Yes Y’All”

featuring HipHopのBossaもアリだな。