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友、Web担当者、師弟…いずれでもない関係

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F先生から「シンクセルさん来訪」で過分も過分、過分のおほめをあずかる。同時に望外の幸せを感じる。

いつも、私の考えや、行動について、私自身が常に感じている「偏り」があるかどうかから発生する「不安」について、歩み寄ってくれる。その「不安」の中身について、対話を通じながらわたしが発見するのを誘導してくれている。それを、恣意的に行うのでなく、共に感じ、共に考えて対話のやり取りが、延々とつづき導いてくれる。(ちょっぴり、私もシンクセルさんに影響を及ぼしているとは思うが)その対話や議論が「楽しい」のである。友でもない、顧客とWeb担当者でもない、師弟関係でもない、私にとっては、言葉は見つからないが、何か発見できる、創造できるつながり感がある。

文章全体に深謝しつつも私の琴線にふれたのは、「友でもない、顧客とWeb担当者でもない、師弟関係でもないつながり感」という言葉。なぜ、この言葉に魅せられのか?それは、この言葉は私が切望する関係を表現していて、「時間」を前提にしているからだ。例によって内田樹先生から思考を拝借する。

私たちが今眼前にあるものが何であるかを知りうるのは、過去と未来に拡がる「地平」の上にそれを置く限りにおいてである。「過ぎ去ったもの」と「未だ来たらざるもの」はいずれも今ここにない。だが、にもかかわらずそれを勘定に入れないと、私たちは「今ここにあるもの」が何であるかを言うことができない。[…]それは「もうないもの」と「まだないもの」を現在の知覚野に隣接させておくことである。私は「どこ」から、どういう経路をたどって「ここ」にたどりついたのか。このまま進むと私は「どこ」にたどりつくことになるのか。『態度が悪くてすみません―内なる「他者」との出会い』 P.24

「友、顧客、師弟」—–これらに共通しているのは、一期一会が無意識化されていると私は思う。毎度毎度、「生涯にただ一度まみえる」と意識化しなくてはいけないのであれば事を為せない。(次があるから)事を為すために絆が生まれ、それらが強固になっていく。現にWeb担当者であるときの「私」は一期一会を失念し、対話や議論の質を変化させる。もし次がないのであれば、更新の打ち合わせはできない。

テクニカルなサービスについて、「シンクセルさんの代わりが出来る人は、沢山いる」とF先生もおっしゃってくださっている。私もそれに賛同する。よほど特殊な技術を提供しているのであれば話は別だが、幸か不幸か私はそれを獲得していない。しかし、喪失するかもしれない危機感が別の方角から突然やってくる。私も同様の危機感に襲われる。

もっと危機感を覚えるのは、彼の思考する「仕方」をもっと学びたいからだ。

この危機感が一期一会を意識化させ、「事を為す」一つ手前にある緊張感を伏流させる。その緊張感は全く角が立っていない。角を立たせる手間と暇があるのなら、それより先に相手を感じたいと五感を働かせると思う。

五感を働かせ、「F先生が知っていること(体感したこと)」と「私が知っていること(体感したこと)」の「間」にある「空間」に、「あっ!」と叫ぶ「ひらめきの架橋」を構築する、すなわちその場にいる二人が「思いもつかなかった」ことをどこからともなく「思いつかせる」行為が、「友でもない、顧客とWeb担当者でもない、師弟関係でもないつながり感」なのだと愚考する。

その行為は、「今ここにあるもの」という「現在」だけを切り取らない。そんなことをしても意味がない。「過去」と「未来」を勘定に入れて対話と体感しなければ、行為はうまく機能しない。なぜ機能しないのかというと、一期一会を意識化した空間では、「過去」も「未来」も共有していない。仮に共有していたとしても、それはすでに「過ぎ去った」ことであり、眼前のF先生は「そのときのF先生」ではない、と私は認識する。それゆえ、「すでにあったこと」に耳をすまし、「これからあること」を見つめるという、「想像力」が私に求められるから(だと思う)。

「時間」を前提にしたつながり感には「答え」はない。個々に問題が発生したときに対応する「ソリューション」はあるだろう。「私」を固定してF先生を見つめない。だから、「前回と今回とでは言っていることが違う」がない。それは私には愚問に思える。それよりも、「なぜ違うのか?」という「時間」を探求したい。

今まで述べてきたことは、すべて私の戯言なのかもしれない。そうでもあっても「時間」を前提にした「空間」を構築する作業を「おっさんたちの喋り」とよぶのではないだろうか(笑)

F先生、ほんとうにいつも私の傍らにいてくださり深謝いたします。私は先生から多大なる影響を受けていますよ。「クイント大会」のご成功を心より祈念しております。

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