世界を見る目が変わる50の事実と核実験

日本テレビで放映された『世界を見る目が変わる50の事実』が、YouTubeにアップされていた。

YouTube: 世界を見る目が変わる50の事実-1/2, 世界を見る目が変わる50の事実-2/2

  • 中国では4400万人の女性が行方不明
  • ロシアで家庭内暴力で殺される女性は年間1万2000人を超える
  • 世界にはいまも2700万人の奴隷がいる
  • インドでは4400万人の児童が働かされている
  • 世界中の紛争地帯で戦う子供兵は30万人
  • 世界の5人に1人は1日1ドル未満で暮らしている

冷静に眺めてみてどう思います? 北朝鮮の核実験と同じ不思議な感覚に襲われません?先日、ある先生が深夜番組で特別講演をしていた。それを眺めたときも同じ。

眼前の映像と頭の中の映像が一致していない(かもしれない)ということ。

「もし私なら」と感情移入している人もいれば、いない人もいるだろう。そのどちらに自分を置くかは時と場合によって取捨選択する。くわえてそこから先、行動するかしないかも分岐するのかなぁと思う。

正直、北朝鮮の核実験の第一報を耳にしたとき、「あぁ、買い物がめんどくさいなぁ」と感じた。よくわからない。ただ、説明できるとしたら自分でコントロールできるのは、少しでも放射能汚染の可能性がある食べ物を口にしないように注意することかなぁと思ったから。別に神経質になるほどでもない。

  • 北朝鮮産と表示されたもの
  • 中国、韓国、ロシア経由で輸入されるもの
  • 日本産と偽装表示されたもの

とりあえず思いついたのはこれぐらい。1.は見かけない。2.は購入しない。3.がやっかい。そんなこと言ってたら国産もと忠告されるかもしれないが、それは教えていただけると嬉しいです。

今、情報が矢継ぎ早に更新されている。それらはいずれも世界を見る目が変わる50の事実と同じように解釈してしまう私がいる。「知っている/知らない」に二分されてしまうだけで、「それで?」と問い返されると「アレ?」となってしまう。

可能な限り要素をそぎ落として、自分が(ある程度)コントロールできるモノとできないモノを仕訳して、自分は何をするのかに集中したいと思います。そしたら意外と知らなくていいことがたくさんあり、かえって「無知の知」が自己のなかで際立ってくると愚考。