ほんとにメールは消えるのデス

先週、お客さまから「データをメールで送っていただけました?」と電話がかかってきた。それを聞いて思わずビックリ。というのも、その2,3日前にすでに送信していたから。で、あわてて「送信済みフォルダ」と「BCC」を確認。問題なし。

で、それを伝えると、「おかしいなぁ、届いてないみたいなんです」と半信半疑のご様子。で、「ちょっと、調べてみます」とおっしゃったので、思わずワタクシ、心中で「エエエエエエエエエエエエエエエエーーーーー」と再キョウガク。

というのも、メールボックスに到着してない場合(フィルタリングされて迷惑メールボックスへ到着するのはのぞく)、「メールがインターネットの大海で藻くずとなって消えてしまう」ことがあるんですよ。ごく稀に。わたくし家からポストへ投函されたハガキをしろやぎサンがムシャムシャしちゃうわけです。

で、で、サーバーの管理者ならサーバー自体にメールが届いたかどうかをログから確認できますが、そうでない場合、「送信者および受信者は関与・関知できない」わけです、ハイ。

という旨を相手の方にソフトにお伝えする。でも、納得できないご様子。OK、その場から再送信。「到着しました」と電話口からいただくと同時に、「やっぱり、もう一度調べてみます」とのご返事。

ああああああああああアアアアアアアアアアーーーーー、なんて説得力のない、ロジカルに伝えられないワタクシ。嘆きマスタ。

で、数日後、次の記事が。

メールの0.71~1.02%は「ただ消えて無くなる」~Microsoft研究者らが論文

送信されるメールの0.71〜1.02%はただ消えて無くなり、相手の手元に届かないことが、15日に発表された論文により明らかになった。どのメールが消えてなくなるかは、送信者および受信者は関与・関知できないことから、この現実は重大な問題につながりかねない。

マイクロソフトよ、Fu○k:-II