だからほぼ日手帳使ってるから

アナログがいい!広がる手帳市場 新製品、花ざかり-ビジネスニュース:イザ!

「仕事用とプライベート用手帳に加え、最近は格言のような気になる言葉を書くため、もう1冊持ち歩いている」と話すのは東京都内の人材開発会社に勤める男性(36)。以前は手帳代わりにPDA(携帯情報端末)を使ったこともあったが、「結局アナログな手帳に戻ってきた」という。理由は「書くことによって覚え、見返せば内容を思い起こせる」からだ。手帳のオリジナル活用術を書いた本の出版やインターネットのサイトの開設が相次ぎ、夢や目標を書き込んだり、空きスペースを日記代わりに使う事例が紹介されている。自筆で書き入れることで、決意や自戒の気持ちが強まる効用を説くものもある。

多少マーケティング色が濃い活用術もある。でも頷ける。「アナログがいい!」というよりも自分でクリエイトできるといった感じ。むかし、PDAを持っていたけどやっぱり使いこなせなかった。その時、デジタル機器って使いこなせてなんぼだなぁと痛感した。PDAやPCで予定を管理しているユーザーはデジタル機器を使いこなせているなら、別にアナログにもどらないと思う。

今はほぼ日手帳を使っている。当初、「検索」できないのが心配だった。それもすぐに杞憂におわった。おもしろいもので、手帳に書き始めると、書いた日付に"アタリ"をつけられるようになる。その近辺のページを繰るとほしい情報がたいてい見つかる。それに、「1年以上も前、手帳が入れ替わる」項目は、そもそも記憶にも蘇ってこないので、「検索」できない。だから「デジタル的検索」は少なくとも私のスタイルには必要ないと体感できた。

あとは、

  • ほぼ日手帳に雑誌や新聞の記事をはりつける
  • ほぼ日手帳に日常生活に必要な書類を収納する
  • ほぼ日手帳に本のフレーズを書き込める

といった具合に、「マイほぼ日手帳」をクリエイトしていけるあたりが楽しめる。OSという概念がないから、自分でOSを作っていくような感覚。逆にいうと、そういう使い方をひらめかないと「大きなメモ帳」になってしまう可能性もある。想像と創造を問いかけられているようでおもしろい。ほぼ日手帳もずいぶんマーケティング色が濃くなってきたけど、使い方のひらめきの助っ人が以下2冊(『ほぼ日手帳の秘密 2007』, 『ほぼ日手帳の秘密―10万人が使って、10万人がつくる手帳。』
)。多種多様な使い方がビジュアル化されると触発されてアイデアがふつふつと…..なんて(笑)

ほぼ日手帳の秘密 2007

ほぼ日手帳の秘密―10万人が使って、10万人がつくる手帳。