さてキーワードは?

Sankei Web: チルドカップコーヒー市場拡大 "専門店の味"…高級タイプも

冷蔵で流通するチルドカップコーヒーの市場が成長している。専門店で飲むコーヒーに近い本格的な味わいが、缶コーヒーを敬遠しがちな女性消費者まで取り込んでいるようだ。有名コーヒーチェーンブランドを冠したり、高級タイプの新商品の発売も相次ぐ。4年連続2ケタ成長という推計もあり、市場拡大ピッチはまだ続きそうだ。[…]高級ビールのような「ちょっとしたぜいたく」が消費のキーワードになる中、既存ブランドの高級タイプを投入する動きもある。チルドコーヒー市場で約5割のシェアを持つ「マウントレーニア」の森永乳業は10月、既存商品より40円高い170円の「カフェラッテ プレミア」を発売した。コンビニを最も利用する30歳代男性が市場調査で「本格感」を求めていることがわかり、高級タイプの発売で新たな男性客を取り込む狙いがある。

やっぱり、というのが第一印象。というのも、私自身、チルドカップコーヒーの「うまい」やつが販売されるようになってから、缶コーヒーをほとんど飲まないようになりました。もともと缶コーヒーはブラックだったのですが、それすらもご無沙汰です。

で、なぜかと言いますと、書いてあるように

  • コンビニを最も利用する30歳代男性が市場調査で「本格感」を求めていることがわかり
  • 缶コーヒーとは異なるスタイルで楽しめる

です。スターバックの影響も大でしょう。ストロー付きカップで飲むのが"習慣"になりましたので。

ところで女性はどうなのでしょうか?缶コーヒーを飲む女性ってあまりイメージできないですが、実際のところどのような消費実態なのでしょう?

こういった「ささいな日常生活」からキーワードをみんなでワイワイガヤガヤやって、そのアイデアを自分たちの仕事に近づけてくるっていうのは意外と大切なのかもしれません。まず、「なぜチルドカップコーヒーの市場が成長しているの?」からはじまって、「じゃぁ、その成長を支えるキーワードは?」に着地して、「そしたらそのキーワードが紡ぎ出す物語を自分たちの仕事へインストールするには?」って感じでしょうか。おもしろいと思いますよ、意外と。