落とし穴

MSN毎日インタラクティブ: リボ払い:買い物50万円、返済総額125万円超に

大手クレジット会社と加盟店契約を結ぶデパートのショッピングカードを利用した北海道の無職の女性(54)が、リボルビング払い(リボ払い)契約で、50万円の買い物をしたところ、約24年間で125万円以上支払わなければならない状態に陥った。

クレジットカードの機能を上手に使えばお得感があったり、資金繰りやりくりできたりします。私の場合、会計の記録が残り、かつ支払機能を一括管理できるのでクレジットカードを多用します。貯まったポイントは、普段二の足を踏むような書籍の購入に充てています。他方、こういった落とし穴も。私は、「落とし穴」とは思いませんが、新聞社の意見は、「リボ払いは借金漬けをうみやすいとの批判があり」側なのでしょう。

【ことば】リボルビング払い 利用限度額と毎月の返済額を決め、限度額内で自由に買い物ができる契約。月々の返済額が比較的低額なため利用しやすい半面、元本が減らず返済が長期化し、支払いが膨らむ。返済回数や総額を告げられないことも多く、残った債務額が分からないまま利用を繰り返し、返済額を膨らませるとの批判も強い。消費者金融では、同様の借り入れが政府・与党の規制強化論議で問題視され対策が始まったが、クレジット業界の対応は遅れている。

「残った債務額が分からないまま利用を繰り返し、返済額を膨らませるとの批判も強い」と書くのが落とし穴かと。「制度」と「能力」の問題を混用していると思います。では、返済回数や総額を告げれば返済額を膨らまさないのか?と文章を反転させたくなるものです。

昔も今もかもしれませんが、何やら眉に唾をつけているような解説が目につく今日この頃(笑)