505

505

Levi’sのデニムを買った。10年ぶりぐらいか。プライスに目をむいた。

むかし、LeeかLevi’sをよくはいていた。今はいているLeeのブーツカットも15年前ぐらいに購入したシロモノ。最初の濃いブルーは見る影もなく、いまや薄い薄い藍色に変わり、デニムのあつさもなくなり、テレテレになった。時代を感じる。Levi’sなら501かブーツカット。Leeもブーツカット。それがマイフェイバリット。

今回も501かブーツカットを買うかと店をのぞくと、まず、カラーバリエーションが多くなったと気づく。15年前は501は確か2種類程度しかなかった(と思う)。それが、ワンウォッシュからリミテッド系まで4,5本はある。他のタグも同じ。

さらにそのお値段。一本、1万円を超えている。えっ、確か501は7,000〜8,000円で買えたはずですが。古着ならわかる。それが、10,500〜13,650円程度って。ここ10年でそんなインフレでしたっけ?

この間買ったClarksにあわせようとして、ストレート系を選ぶと、まわりがどうもしっくりこないご様子。で、店員さんにプッシュされたのが506。かなりスリム、うん、よい。が、肝心のサイズがない。29インチはウエストあまりもも入らず、帯に短したすきに長し、30インチのストックがない。で、505ならどうだ。OK。全体のバランスもよいらしい(周囲いわく)。

最後に、店員さんに聞いてみた。すると、3,4年前ぐらいに一斉値上げをしたらしく、あと、染色技術の向上によって、カラーがふえたからその手間賃とのこと。

なるほど、iPodもそうだが、”色”というのは、マーケティングの原点なのだと実感。