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150年経って元にもどった階級制度

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幕末と維新の通説を再構築した幕末・維新―シリーズ日本近現代史を読むと、ペリーの恫喝外交に対して江戸幕府はそれほどオドオドしていない様子が伺える。あと士農工商の虚構というか、「学校で習った歴史は何だったんだぁ〜」とシュプレヒコールしそうな説とか。で、やっぱり、ペリーもそう観察してたのねっていう機密文書が発見された。

幕末ペリーのイラ立ち、米公文書館で機密文書発見

日本社会は「四つの階級に分かれている」と観察。第1が皇室と将軍家、第2が高級官僚を出す知識階級と僧侶、3番目が商人・密偵・兵士、最下位を労働階級、と分類した。武士は3番目までの階級に遍在すると認識していた。岩下哲典・明海大学教授(幕末史)の話「ペリー本人の生々しい言葉でオランダへの不信感の存在が裏付けられた。また、いわゆる士農工商でなく、実態として日本の“格差社会”を見抜いていた点も興味深い」

150年たった現在、新鮮に映るわけなく、「えっ、この階級って今のこと」と錯覚させるような”世間”に納得。

まぁ、おこがましいですけど、あの、わずか数十年の”奇跡”をあたかも「あたりまえの」成長のように言ったり、均質を持ち出したりするのはよしませんかって小さい声で弱気に口にしてみる。

幕末・維新―シリーズ日本近現代史〈1〉 (岩波新書)

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