北京オリンピックで食料を食べるとドーピング違反?

情報番組でコメンテーターが、北京オリンピックでの食を不安視していた。食といっても、「食材の安全性」ではなく、「先方が用意した食料を食べてドーピング検査に違反する」ほうの不安。そんなことあるの?って疑っていたけど、いやはや。

中国の国家食品薬品監督管理局は10日記者会見し、上海にこの工場があることを認めて調査を始めたと発表した。外国通信社によると、工場側はギリシャ側に書面で謝罪し、複数の有毒な発がん性物質が偶然に加わったと説明したという。同管理局は「書面は存在するが、報道の内容と完全には一致していない」。違いを報道陣に追及され「まだ調査は初歩段階」と歯切れの悪い受け答えだった。

via: asahi.com:中国製栄養剤でドーピング違反? ギリシャ11選手発覚 – スポーツ

コメンテーターは食が「故意」である可能性にも、さらりげなく言及していた。ただ、私はこの場合の「故意」は「陰謀論」につながりかねず、とかく「陰謀論」は眉唾というか。それにしても場外乱闘の多いオリンピックだ。100年後、ようやく「歴史」になりかけていたとき、21世紀初頭のオリンピックの評価はいかに?