金魚

2010.01.04 晴れ

目が覚めると極寒ではなかった。躰が冷え切る寒さではない。手足の冷えは変わらず。球根に水をやりながら朝日をあびる。気持ちよい。人通りが多いのでなぜだろうと思い、曜日を確認すると仕事始めと納得。通常の人通りへ戻ったということ。そういえば、服装もなんだか違うような。

終日、S社のアクセス解析。解析データを収集してサイトを観察する。発見が多い。時計の針の1回転が速い。仮説と問題点を考える。解析と検証の作業は思考の技術を求める。漫然とデータを眺めていたり、データの数値を加工せずに文章へ置き換えるだけだと、何も生まれない。着眼と視点が数値を物語へ変換する。データを咀嚼する能力。それらを経てアイデアのとっかかりが得られる。

アクセス解析は高価な仕事と理解できた。解析から課題の抽出までですら、着眼と視点と思考を要する。時間工数×単価=高価ではない。WHAT/WHY/HOWの対価。だから、成果を出すとなると、別途料金が発生するだろうと思う。これは業者へ依頼しても自前で用意しても同じだろう。時間工数を増やせば、優れたWHAT・WHY・HOWがアウトプットされるわけじゃない。

夕方、散歩しながら書店へ。『IA100 —ユーザーエクスペリエンスデザインのための情報アーキテクチャ設計』 長谷川 敦士 を購入。あと水槽を物色。書店で調べてみたところ、和金は飛び出すらしい。で、水槽を物色。

まったく知らなかった金魚の飼育。書店でほんのわずか調べただけでも奥が深そう。趣味、というか英語のホビーは研究に近いようなニュアンスを持っている。と、同時にそれなりのお金がかかるという意味も含んでいそうだ。自分の写真と自転車はお遊びと再確認。