diary

維新

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2010.01.13 曇り時々晴れまたは雪

欧州とアメリカへ混乱を招いた大寒波が日本へやってきた。そんな世界を巻き込んだ怪物も、よせばよいのに自分の部屋へ押し寄せてくる。寒い。寒すぎる。部屋着のズボンを2枚穿いて、上着を3枚着ても寒い。早朝は強烈。

午前中、F社のアクセスログを解析して、リポートを仕上げる。午後からM先生のサイトへアクセスログを設置。検索キーワードと順位のギャップやユーザの動向を探る。

Windows95を起点とするなら、登場して15年。ネットはインフラになりつつあるけど、まだ、充分ではない。フランスの憲法評議会はネット接続を基本的人権であると定めた。充分でない理由は技術・資金・抵抗と自分は観察する。公共機関の手続きは便利になった。でも、職安や市役所で待たなければならないし、壁へ目をやると、不正受給の注意の貼り紙。意味がわからない。国民にユニークの番号を付与して、所得を捕捉してしまえば、不正受給はなくなるし、行政手続を簡素化できる。何よりも足を運ばなくてよい。行政は時間の価値をもっとまじめに計測したほうがよいと思う。

「インターネットは情報や金、モノの流れを根本的に変える革命である。政治家はインターネットという怪物を理解していない。明治維新以上のインパクトがある」と楽天の三木谷氏はおっしゃられたそうだ。そのとおりだ。ただ、政治家は怪物を理解している。抵抗がある。旧態依然のシステムを使いたい人々は逃げ切りたいし、逃げ切った後のことは知ったことではない。日本の翼のOBがわずか1日、2日で年金削減の案へ同意した思考回路をそのままネットの革命へ適応できる。あれは日本の縮図。

行政機関の手続を簡素化するために膨大な資金が必要であるけれど、資金はない。誰もが認識できるインフラへ投資できても、誰もが認識できないインフラへ投資できない。インフラを享受するリテラシーを検討しようとすると、差別と騒ぎ立てる集団が現れる。郵便局の口座数が約五億六千四百万もある本邦の人々は自分の所得を捕捉されたくないから抵抗するだろう。プライバシー。

それでも、自分を高効率で運用しようと頑張る人々はネットにたくさんいて、結果、時間を生み出し、その時間を無駄に費やす。その無駄がステキだとほんとうに思う。自分はそうだ。何のために自分の身の回りを削るかと云えば、無駄をやりたいからと即答する。そもそも自分の存在自体が無駄である。

技術が向上すれば、自宅で観光できるようになるし、そうなれば、移動エネルギーは減少するだろう。21世紀はエネルギー問題を解決する技術を求める。他方、21世紀は、移動問題を解決する抽象概念を求める。その時、ネットの維新は完了し、ネットは次のフェーズへ向かうと思う。

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