diary

忌明け

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2010.02.11 雨

満中陰。精確には二月十二日。くしくも自分の誕生日に義父は極楽へ旅立つ。49日かけて中陰の道を歩き審問を受ける。六道のどの世界へ輪廻転生するのか。浄土真宗はみな極楽へゆくらしい。信心深くなったわけでもないし、関心もない。おもしろいと思う。

十三宗五十六派。政府が伝統宗教として承認した宗旨宗派らしい。現在は宗教団体法が施行されているので関係ない。十三宗五十六派どころか一万あるとも言われている。そして、信者は4億を超えるとも。日本の総人口を一億二千万とすると、全員が3-4の宗教を信仰している計算だ。クリスマスを祝い、大晦日に除夜の鐘をつき、その足で初詣すれば確かに3つ。この奇態を八百万の神と云い、うまく表現したと思う(意味が違う)。

四十九日。七日。七×七。7は不思議な数字。1/7,2/7,3/7,4/7,5/7,6/7…..分数の解を書き並べてみると驚く。美しい。『すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER』 の真加田四季博士は孤独と表現した。

満中陰。お陰様で、との挨拶。懐かしい響きでなくてよかった。そうお陰様で。地域社会や共同社会という声を聴く。地域は消えたかのように錯覚する。だからもう一度、地域を「見える化」しようと取り組む。行動する。ステキだし素晴らしい。ただ、「見える化」しすぎると、奥床しいふるまいが失われる。地域を形成する大切な要素である。

地域と死は連関しているようでしていないのか。興味深い。生は地域にあり、死は身内にある。死を迎えた、「方法」を気にし始めた人々がいる。「死に方」に悩む風潮はあった。だから健康が第一と”わざわざ”口にするようになった。今度は死を迎えた後の「方法」に悩む。葬儀は家族だけで、お墓はいらない、法事もしなくてよい、などなど。それらと呼応するように明瞭な葬儀が人気である。イオンは宣伝こそしていないけれど、葬儀業界へ参入して着実に売り上げを伸ばしている。人気の理由は明確な価格体系。

地域を「見える化」する一方、死は身内で、だけど無縁死は嫌、これはすべて同じ集合か。あるいは別の集合であり、それぞれの活動がクローズアップされているかもしれない。「わからないものはわかりやすく見えるようにしてほしい」という願いは共通している。

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