接心

2010.03.16 曇り時々晴れ

朝起きると、左足脹脛の痛みが残っていた。右足脹脛と左足太腿裏側の痛みはおさまった様子。相変わらず歩き方はヘン。室内をひょこひょこ歩く。球根のチューリップがアピールしてる。ぐんぐんのびますよって感じ。まさに日に日に大きくなっている。

午前中、F社のページ制作とサイトのコードを調整する。どのページへランディングしているかアクセスログから分析している。ランディングページをゼロベースで眺めたとき、違和感を覚えたら、その感覚を記憶して制作へ反映させる。運営者や制作者の意識はサイト全体へ向けられる。サイト全体とページ単位を比較したとき、後者へ注意が払われる。統一感や一体感を演出する。それはとても大切であるが、個々のページを精査してリファインする必要を強く認識する。検索エンジン経由でアクセスするユーザがほとんどんだからだ。それらユーザは初めに到着したサイトの情報と質感から要不要を判断する。仮にそのページの重要度が低いとしたら、その基準は運営者の視点であって、ユーザは知らない。関係ない。だから、情報やナビゲーションを省略するとユーザは即座に別のサイトへ移動する。そういった点を考慮してランディングする確率が高いページと重要度のバランスを測る。

午後からF先生のDB制作。書籍を見ながら制作。2/3を終えたところで自分が何をやっているのかわかることと何をやっているのかまったくわからないことを区別できるようになった。ようやく両者を識別できた。スタートラインへ立てたと思う。サイト制作を独学している時も同じ。一番最初に制作したサイトは見よう見まねというか、書籍を読みあさってトレースした。何をやっているかまったく理解していないのに制作できた。物作りを重ねると要諦を少しずつ把握できるよになる。それから改めて書籍を読み直したり検索で調べた情報へアクセスすると、意味や伝達内容をはじめて理解できる。

夕方、近くの書店で 『信念を貫く』 松井 秀喜 を購入。その後、イオンで買い物。昨年、『きょうの料理』で使う材料の目安の表示が4人分から2人分へ変更された。イオンはまだそういった概念を承知できないみたいだ。否、承知できたとしても、受け入れられないだろう。人数分関係なく安い食材を大量に購入する家庭は多い。かたや戸惑っているような気配を見せる老夫婦や子供のいない夫婦、あるいは単身者を観察できる。前者は売上に貢献し、後者は利益に貢献すると推測している。いかがだろう。

帰宅後、引き続きDB制作。おもしろくなってきた。DBの概念や技術構成、コードを勉強しなければならない。と納得した上でアイデアだなと痛感。こんなDBを作れば業務が効率化されるとかユーザが喜ぶと考える視点が大切だ。

夜、『信念を貫く』を読了。とてもよかった。前回の 『不動心』 松井 秀喜 やファイルサーバに保存してあるインタビューで何度も登場する「コントロールできることとコントロールできないこと」。このフレーズが今回も登場した。自分の状態をだれより分かっているのは自分自身であるからこそ、自分の状態をよい方向へ維持できるように最善を尽くす。

プロであること。仕事であること。好きなことをやっていること。周りへの感謝。ONとOFFが明確なビジネススタイルでも、常識では考えられない時間に平気で交渉する代理人とGM。

仕事をしているか? と自問。