入管

2010.05.31 晴れ

穏やかな天気。気温は平年より低めかな。GWが一番暑かったような。05/02開催のヴィーガンアースデイ京都へ行った日が暑かった。ヴィーガンアースデイ京都はとても興味深いイベントで、ライフスタイルのヴィーガンや信仰のヴィーガン 、食と文化のリンクは密接。そのリンクへビジネスを絡めるとニッチが生まれる。

午前中、F社のページ制作。95%程度の仕上がりでH氏へメール。ちょっと初めてのテキスト表現を試す。H氏の原稿が優れているから試行錯誤できる。それがなければ自分は何もできません。H氏に感謝。

F歯科医院のI氏へメール返信。土曜日に着信していた質問を読んで、I氏をこらしめようと決めた(笑) たぶん自分ならわかってくれるだろうとI氏は想定してざっくりした内容の質問を送ってきてくれたと推測しているけれど、あまりにざっくりしすぎです。もちろん、I氏が質問したい内容はおおよそ予想できるし、それに対する回答も用意したけど、それではI氏の悩みである「伝える」がかわいそうだ。

午後からアルバイト。資料が届いたのでとりかかる。夜中まで格闘。45%の進捗状況。今月は厳しい。

海外のニュースや誰かが書いたブログの記事にアクセスできるようになって、「視ている」「読んでいる」んじゃないんだなぁって強く感じられる。自分の耳目に触れる、受動的に受信するソースは日本の報道がフィルタリングしたモノ。もちろん、海外でも日本と同じシチュエーションはあると思う。自国は報じず、他国が自国を報じる。入管の話もその一つ。コワイの一言。どこかの独裁国家か法治国家じゃない暫定政府が起こした出来事かと思ったら、ああ、日本の入管の話でした。

ブログやTwitterを使って、誰でも一つのテーマを論じられるようなった。ただ、論じられる言葉は全方位からバラバラにネットへアップされるから、読者はそれらを収集して文脈を自分でまとめなければならない。だから、「まとめ」サイトが重宝がられるし、Twitterのまとめサイトがはてなのブクマでエントリーされる、なんておもしろい現象も散見。

はてぶや類似サービスを利用して、気になる言葉を受信しておけば、フックされる確率は高くなる。で、今回の入管の話もはてぶ経由で知って、あとはリンクを辿ったり、検索して概要を把握できた。

反面、Google症なる症状もあるとか。自分の症状をGoogleで検索して、勝手に悪い病態と思い込み、先生の診断を受け付けないらしい。

今まで知らなかったソースへ直接アクセスできるようになったからって、そのソースを理解して、次数を上げて考察するのは別問題。でも、知らないことを知ると、なんだか得した気分で。概要にアクセスできるプロセスが目的になっちゃって、ネットならその目的へたどり着く道筋は短く早い。次から次へと目的へ到達できているような感覚をしばし味わえるけど、ある日、ふと、「何してんだろ?」って、知る知る病から回復したとき、時間だけを消費していた。

ユニークなブログを書く人のTwitterをフォローすると、出力の量に驚く。日常の一瞬を使って、視覚に入った情報から浮かんだ着想や考想をどんどんアップしてる。よくまぁそれだけアップできるなって思う。っていうのも、自分はって云えば、そんな次から次へと思いつかない。

ほんと世界の切り取り方、着眼と発想だな。あとは、表現する言葉のリズムとボキャブラリ。