diary

輓近

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2010.06.13 雨

梅雨入り。道路に臨むリビングの窓。窓の向こうには紫陽花。テーブルの上にパン、ジャム、バナナ、スイカ、ヨーグルト、コーヒー。世界の75%より豊かな朝食。世界で上位8%に属する富裕層の朝。5億人の人々より恵まれた平和な朝。比較統計の数字にまったく実感がともなわない朝を迎えられること、それ自体が幸運なんだろう。朝食を食べ終え、iPhoneでRSSをチェック。文字を読めない20億人より恵まれているという。同。まったく実感がわかない。実感がわかないからより意識して感謝しなければならないのかもしれないし、感謝への敬意と畏怖が祈りとリンクしたのかもって思った。紫陽花と目が合う。遠くてわからないのになんだか嬉しそうに見えた。晴れより雨が似合うと思ってしまう花。艶っぽい。

アルバイトの資料が金曜日の午後に届いたので作業の続き。午前中は読書。午後からとりかかる。進捗状況60%。月曜日の午前中には終わりそう。

M先生のミーティングへ出席する時、大阪駅周辺を歩く20代の男性が気になる。スーツが tight & short。細い身体しか着こなせないようなスタイル。靴の先は尖っている、尖っていなくても長い。先端は空いてそう。

スーツがそうならカジュアルはと思いきや loose。だらしないって意味ではない。マイナスなイメージを抱いていない。着こなし方の規則や関係が緩いってニュアンス。そういえば、ネットで原宿のファッションを集めた写真を見たとき、unisex で驚いた。近視だから遠目に見たら判別できないだろう。

tight & short なスーツをデザイナが制作するから、トレンドになるのか、時代(大げさな表現だ)が求めるからトレンドになるのか、相関関係がわからない。自分は tight & short からイメージを展開したいんだけど、展開方法がひらめかない。

tight = きつい, ぴんと張った, 厳しい, 固く締まった, 余裕がない, 切迫した, しっかりつかんだなどの意味があって、tightは心理を表現しているのだろうか。あんなに tight だと、慌てて大便に駆け込んだ時、尻が破れないのか、とか、裾が短いと靴下もちゃんとコーディネートさせないとハラハラしないんだろうか、って心配になるし、靴も外反母趾になるんとちゃうって思ってしまう。

loose = 緩い, だぶだぶ, 解き放たれた, 綴じられていない, 大まかな, 固まっていないなどの意味があり、他には軽はずみなやふしだらなとも云う。自分は腰ばきにまったく抵抗感がないし、羨ましくも思う。気になると云えば、わざわざ足を短く表現する気恥ずかしさや、見せパンツとわかっていても、見慣れない下着がみえたり、ハンケツを見せられた時の”こちら側”の反応を勘案してほしいと願うぐらいだ。

パブリックスペースでは、tight なスーツで自分を固定化する。でも、プライベートスペースでは、looseに着こなす。たとえ、空間がパブリックであっても時間がプライベートなら身体から服を解き放つ。

高校生かなって人たちの着こなしは、パターンを発見できる確率が高い。なんだかまだ模索しているよう。髪型は特にそう感じる。定型。それは、自分が、対象の細部を観察できる感性を持っていないから、みんな同じ髪型に見えてしまうのだろう。この間も、10代の男性が二人歩いていると、兄弟かなって間違えそうだった。外装は似ていると認識した。

それも、10代から20代へ変わり、社会人になって給料の大半を服装へ投資できるようになったっぽい人たちの服装は、型から脱却している人もいるんじゃないだろうか。ただ、その型から脱却する人たちも別の「型」を参照しているかもしれず、だとしたら、まだ一般的な「先端」ではないのかもしれない。

自分はその人たちの服装を視て、どんなイメージを展開したいのだろう。あの人たちはいつも自分へその課題を与えてくれる。

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